自分を操る自分
ここ最近、孫が、
「じいちゃん、卓球しよう?」
と、毎日のように声をかけてきます。
また、一人で、教室の机を全て片付けて、卓球台を用意して待っている事もあります。
孫が卓球を始めてから4〜5年経ちますが、こんなに一生懸命になる事は、ありませんでした。
これだけ孫が一生懸命になるには、それなりの理由があります。
それは、彼の目標です。
今の目標は、「圧倒的な強さで私を負かす事」です。
孫は、
この事を私や母親にも宣言しています。
また、今日の戦果を母親に報告しているようです。
今では、遊びの域を超えて、真剣に勝負をします。
孫は、サーブを工夫したり、弱点を責めたり、ボールに強弱をつけて私の動きを翻弄させたりします。
私が、全力でコーナーを狙って打ち込んでも、簡単に返されます。そして、
「じいちゃんの目を見れば、どこに打ってくるか、わかる。」と言われます。
かなりの実力を身につけたと思います。
相手のコートにボールを入れる事で精一杯の頃の孫と比べると、かなり目標が高くなってきました。
孫の変化から、成長の秘訣を見つける事ができます。
1、能力を一段高める目標を設定する事
2、目標に合った環境を自ら整える事
3、目標達成のために人をまきこむ事
何よりも、
4、目標達成の強い意志を示す事
この事は、卓球の技術だけでなく、力をつけようとする事ならば、どんな事にでも役立てる事ができます。
今日の私の成績は、1勝4敗です。(4敗の後に1勝・・・危なかった)
簡単に負けるわけにはいきません。
私も力をつけなければ完敗してしまうと危機感をもちました。
孫に対抗して、この4つを生かし、力を伸ばしたいと思います。
1、返しにくいサーブを打てるようにする。
2、ネットで、サーブの研究をする。
3、妻に卓球の話をし、応援してもらう。
4、「簡単には負けないから。サーブに磨きをかけたから、覚悟しておけ。」と孫に伝える。
まずは、2勝をめざします。