不登校児の増加は、巴御前?

須田敏男

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テーマ:メンタルヘルス

 思いを貫くためには、自分の思いを理解し、応援してくれる仲間を作ることがとても大事になります。

 第40話の「鎌倉の13人」の中で、巴御前が、三浦義村や八田知家に起請文(きしょうもん)を要求しました。
 巴御前は、「相手が裏切るかもしれない」という不安があったためにこのような行動に出ました。

同じ思いをもつ仲間がいることは
・「一人じゃない、同じ思いをもつ仲間がいるから心強い。」という気持ちが強くなります。
・一人でできない事もできるようになります。
・心が折れそうな時に支えてくれるという安心感があります。

 コロナ禍で、不登校児が増加したという記事をみると、「登校する」という行為でも、本人は気づいていないかも知れないけれど、自分の意思だけでなく、仲間に支えられて登校できていたのかもしれません。

 同じ思いでいてくれる仲間を求める事は、自らの意思を発しなければ伝わりません。

 不登校児の増加は、巴御前が取った行動のように、「みんなと一緒に生活したい。」という子どもたちの思いを、身体を張って大人たちに訴えている、子どもたちの必死の姿に思えてなりません。

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須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

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 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

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