コラム
3人のレンガ職人の逸話
2022年10月11日
事業の見直しをする機会があり、「3人のレンガ職人」の話をしたくなりました。
レンガ職人の話 (要約)
ある旅人が、旅の途中で次々と出会った3にんのレンガ職人に「ここで一体何をしているのですか?」と問うた時、仕事に向かう考えの違いが、仕事への取り組みの違いに現れているという話です。
レンガ職人A. (険しい顔をしてレンガを積んでいる)
「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まってるだろ。朝から晩まで、俺はここでレンガを摘まなきゃいけないのさ。暑い日も寒い日も、風の強い日も、一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこの通り。」
レンガ職人B. (先程の男ほどの男のように辛そうに見えなかった)
「俺はね。ここで大きな壁を作っているんだよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが、大変なんだ。ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べていくことに困らない。大変なんていったら、バチが当たるよ。」
レンガ職人C (楽しそうにレンガを積んでいる)
「俺かい?歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」
レンガ職人Cのような気持ちで一緒に仕事をすれば、事業が上手くいくのではないかと思います。
そして、気持ちが揃うと、支えたり、補ったりしたくなります。
そんな仲間になって、一緒に事業をしたいと思っています。
参加者にこの思いが伝わるといいなあと思いながら、話しました。
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