あそびは、悪?

須田敏男

須田敏男

テーマ:子育て

 預かっている子どもたちは、帰宅すると、すぐに、スケジュール黒板に基本的には、「勉強」「あそび」「読書」「仕事」「いこい」(おやつの時間)「ふりかえり」を貼ります。
 保護者の都合でお迎えの時間が、早くなり「ふりかえり」ができない時が、時々ありますが、概ねこれらの内容が、習慣になっています。
 ここでの生活時間が長くなる時、子どもたちは、ほとんど「あそび」の時間で調整しています。
 
 私自身の生活はどうだろうと振り返ってみる時、子どもたちの「あそび」を「趣味」に置き換える事ができます。
 
 趣味をもつことは、生活する上で、とても大切な役割を果たしている事がわかります。

 ・1日の空白を埋めてくれます。
 ・潤いを与えてくれます。
 ・充実感や達成感を感じさせてくれます。
 ・能力を向上させてくれます。
 ・気持ちを切り替えてくれます。
 ※人や趣味によって、役に立つ内容が異なってくると思います。
 
 この内容を眺めて、見方を変えてみると、ストレスの解消に役立つことがわかります。

 ストレスを抱えやすい今の時代、趣味をもつことはとても重要だと感じました。

 うまくコントロールしながら、生活の中に取り込み、ストレスをためない生活をしたいとの思いました。

 子どもたちにとって「あそび」は、「趣味」と同じ役割を果たしているように感じます。

この考えを子育てに生かすことができます。

 遊びに夢中になっている我が子に、よく「何しているの。早く勉強しなさい。」と叱ることがあります。この時、「あそび」は、悪になっています。

 この「あそび」が子どもたちのストレスをために、重要な役割を果たしていると考えることができれば、「あそび」は、「悪」にはなりません。
 
 うまくあそびを取り入れる方法を子どもと一緒に考えれば、生活の充実につながります。

 遊びに夢中にならないように、時間を決める事が充実した生活を送るための鍵となりそうです。
 (気持ちを切り替えるための時間、空白を埋めるための時間では必要な時間が異なります。)

 「あそび」を悪にしていませんか?

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須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

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 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

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