ゴミ出しルール 2

須田敏男

須田敏男

テーマ:生き方

 違反キップが貼られたゴミ袋が、ゴミステーションの脇に放置されたまま残っています。
 
 違反した方が回収されるのを待っていますが、なかなか現れません。

 ルールを守る啓発チラシを作成したので、配布しようと思いましたが、少し戸惑いました。何となくスッキリしません。
 
 妻とゴミ出し違反の事で話をしました。

 その会話の中で、もしかするとゴミ出しルールを知らないのかもしれない事に気付きました。

 違反した物を引き取っても後始末ができなければ、引き取りたくないのが人の常です。


 そこで、市に問い合わせをし、自治会員に配布したゴミ出しルールの小冊子と資源分別カレンダーを市役所へ取りに行きました。
 
 知らないとすると資源分別回収場所もわからないだろうと思い、地図を作成し資料に添付しました。

 配布物1枚の予定が、知らない人向けにと考えが広がった事で量が増えてしまいましたが、チラシと一緒に配りました。

 今回、改めて会員と非会員の違いに気づく事になりました。

「ルールを守らない」ではなく、「ルールを守リたくても守れない」という立場があることに気づくきっかけは、妻との会話です。

 視野が狭い事に自分ではなかなか気づけません。

 視野を広げるには、立場の違う人の意見に耳を傾ける事が大事と改めて気付かされました。

 違反キップの貼られたゴミ袋が、ゴミステーションの脇からなくなるのを願っています。

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須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

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 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

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