頼まれた仕事

須田敏男

須田敏男

テーマ:生き方

 仕事に疲れて休みたいと思っている時に、別の仕事を頼まれる事がよくあります。

 こんな時、皆さんは、どんな言葉が脳裏に浮かぶのでしょうか?

「面倒だなあ。」
「やりたくないなあ。」
「なぜ、私に頼むの?他にもいるのに。」

という言葉が浮かぶ人方がいると思います。

 これは、テレビを夢中で観ている子どもに、
「いつまで、テレビを観ているの?早く勉強しなさい。」
と言われた時の子どもと同じ状況です。

「これからやろうと思ったのに・・・。やる気が失せた。もう勉強しない。」と反発する子どもの気持ちのように、モチベーションを下げて仕事をする事になります。


 もし、仕事を頼まれた時に、

「私は頼られる価値のある存在だ。」
「私には、頼まれた仕事をする能力が備わっている。それを認めている。」
「相手との信頼関係を深めるチャンスを頂いた。」
「これは、私の力を伸ばすよい機会だ。」 など

と考えたら、いかがでしょう?
  
 このように考えるだけで、仕事の効率が上がります。

仕事に、どのような意味をつけるかは、自分次第です。
決まった意味は、ありません。

 自分の内から最初に湧き上がる言葉は、日常生活で、使い慣れた言葉になります。自分の考え方の癖が、そのまま言葉になって出てきます。
(ネガティブ思考をする方は、日頃から、「私には、無理」「私はダメ。」に合った言葉を選んでいるということです。)

 頼まれた言葉に、直ぐ反応して、言葉を口に出すのではなく、一旦出そうな言葉を止め、深呼吸をしてみます。
 そのあと、自分にとって有意義な意味を見つけ、
「わかりました。その仕事を引き受けます。」
と、言ってみます。
 
 すると、思い描いた有意義な意味付けをした仕事として引き受け、効率的に仕事を進める事ができます。

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須田敏男
専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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