「ありがとう」と「ごめんなさい」

須田敏男

須田敏男

テーマ:生き方

 1日の生活の中に節目を作り、自分を見つめる機会を作ることは、成長にとても役立ちます。

 長年培った癖は、既に身についているので、他人から見れば、すぐに気づくことでも、なかなか気づかずに毎日を過ごしていることが多いと思います。
 失敗したり、悩んだり、ショックを受けたりしたときに、じっくり自分を見つめて、ようやく気づく事があるように思います。

 節目を作ることは、この癖を発見するよい機会になります。

例えば、「ありがとう」と「ごめんなさい」

 私は、自分の仕事を人に手伝ってもらった時、「ありがとう」よりも「ごめんなさい。」を多く使ってしまいます。
 手伝った人からすると、きっと「ごめんなさい」よりも「ありがとう」の方が、嬉しいと思います。

 でも、なかなか素直に「ありがとう。」が使えません。

 「他人の時間を奪ってしまい申し訳ない。」という気持ちがあり、相手の気持ちまで考えられません。

 手伝ってもらうこと=人に迷惑をかけること

「人に迷惑をかけてはいけない」という価値観が、強いように思います。

 年齢を重ねるとできなくなることが増えていきます。人に頼らなくてはならない事が増えていく事が容易に想像できます。
 また、今の状況では、一人ではできないような大きな仕事がうまく回らない事も想像できます。
 
 人の力を借りる事にもっと柔軟に対応できるようになれば、生きやすくなると思います。

 まずは、「ありがとう」を増やす事から始めようと思います。

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須田敏男
専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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