私たちは、無数の刺激に反応して生きている

2021年9月20日

テーマ：メンタルヘルス

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

コラムキーワード：会話術、メンタルヘルス　対策、対人関係療法

何が起きてもおかしくない時代
日々の生活に追われて、じっくりと自分の未来を見据えて、生きることが難しい時代
変化の激しい時代

　この時代を生き抜く上で、大切なことは、振り回されない自分を作り上げることだと思います。

これは、風に揺れる柳が、どんな風の強さにも耐え、成長し続けるイメージに似ています。

　私たちの生活は自分の意志で作り出すことよりも、身につけた習慣（癖）を使って生きていることが多くあります。

　家庭での過ごし方、仕事の仕方、趣味などどれも習慣に基づいた行動が多いと思います。
　　※ここで取り上げている習慣は、長年の経験・体験から身につけた考え方を指します。
　
　考えなくてもすーっとできるのは、その習慣のおかげです。

　ただし、いつものように過ごせないのが、今です。

　今まで培った習慣が使えない、対応しきれない場面が次々と現れてきます。

　そのため、葛藤することも多く、ストレスとなることも増えています。

　この状態になるのは、習慣が邪魔をして、うまく変化に対応できないからだと考えると次の対応を柔軟に考えることができます。

　習慣は、無意識の領域にある自分のこだわりになります。このこだわりを手放すことが新しい対応を生み出す機会になります。

　なかなか手放せないのが習慣です。

　でも、あなたの意志が、その習慣を変えることができます。

　

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　「相手が間違っているから譲れない」・・・・間違っていると思うから譲れない。相手には相手なりの正論がある。言い分を聞いて妥協点を見つけてはどうか

　「相手の態度が悪い」・・・・悪いと思うから腹が立つ。相手を理解し、無知・未熟ならば手助けができる。悪くさせて自分に原因があれば、誠実に対応できる。

　「相手の失敗は許せない。」・・・攻めても状況は変わらない。失敗をカバーするか、失敗を糧にするか、生きた学びの場にすることができる。
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　自分のこだわりが、いかに小さな人間にしているかがわかります。

　長い目で目の前の出来事を見たとき、一時の強い風ととらえると柳の木の成長とご自身の成長を重ねることができます。