企業研修で社会教育・家庭教育?
年末年始の過ごし方は、昔と異なってかなり多様化しているように思います。
のんびり過ごす方もいれば、忙しく過ごす方もいます。
どんな過ごし方をされても、1年の節目として、この時期を大事にしたいものです。
特に大切にしたいことは、目標です。
変化の激しい今こそ、変化に振り回されない目標を立てることが重要になります。
「不易流行」でいうならば、「不易」に当たります。
いつまでも変わらない本質的なこと
容姿が変わっても、立場が変わっても、財力が変わっても、常に変わらない自分自身の在り方です。
変化に合わせて、臨機応援に対応しなければ、生き残れないと思っている方が多いと思いますが、実際には、感情に振り回され、思い込みが強く、微視的になっている可能性が高くなります。
冷静に客観的に巨視的に出来事を眺めることによって、目の前に現れた出来事に一番適切な対応ができます。
そのためには、揺るがない自分のあり方がとても重要になります。
・働き方が変わっても、変わらない自分
・収入が変わっても、変わらない自分
・経験したことのない出来事が起きても、変わらない自分
・人間関係が変わっても、変わらない自分
時代の変化によって、苦しい表情で過ごしているとすれば、それは時代に飲み込まれ、自分を見失っていると考えた方がよいと思います。
明るいあなたならば、どの時代でも明るく過ごしたいものです。
賢明なあなたならば、どの時代でも賢明に対応したいものです。
親切なあなたならば、どの時代でも親切に人と接したいものです。
思慮深いあなたならば、どの時代でも思慮深く物事を考えたいものです。
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この自分が今のあなたを支えています。
そして、あなたと接する人は、そのあなたを見ています。
もし、その人たちが、「あなたは、時代のせいで変わった。」と思われるような生き方をしているとすれば、それはとてももったいない生き方をしていると思いませんか?
大木のように根を地面に張って、風雨にさらされてもびくともしない強い生き方をするよりも、柳のように、風雨にさらされても、しなやかに揺れ、決して倒れない強い生き方を目指したいものです。
(芯がしっかりしていて、柔軟的で、粘り強さで、時代を乗り切る生き方)
自分らしさを生かしながら、どのように来年を迎えるか、その目標を立てるのが今だと思います。