子育てと生きづらさ
*この記事は当所の公式サイトより引用*
常識という名の
「正しさ」
ほど怖いものはないね。
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こんばんは。
子育て感情トレーナーの
しにゃ先生こと高澤です。
子育てにおいて、
私たちは多くの
「常識」
に縛られています。
「怒ってはいけない」
「優しい親が良い親」
「いい子に育てないといけない」
などなど
こういった考え方は、
親としての役割を果たす上での
基盤となっています。
しかし、これらの常識が
本当に子どもにとって最善の
環境を提供しているのでしょうか?
今回は、
これらの常識を破壊し、
新しい視点で子育てを
考えてみたいと思います。
まず、
「怒ってはいけない」
という常識について
考えてみましょう。
確かに、
感情的に怒鳴ったりすることは
避けるべきですが、
怒りそのものは自然な感情です。
子どもが何か
間違ったことをしたとき、
親がその行動に対して
適切に反応することは重要です。
怒りを表現することは、
子どもに対して
「これは許されない行動だ!」
というメッセージを伝える手段となります。
大切なのは、
★怒りをどのように表現するかです。
冷静に、具体的な行動に対して
フィードバックを与えることで、
子どもは自分の行動を見直す機会を
得ることができます。
次に、
「優しい親が良い親」
という考え方についてです。
優しさは確かに重要ですが、
時には厳しさも必要です。
子どもは、ルールや限界を
理解することで成長します。
優しさだけでは、
子どもが社会で必要なスキルや
価値観を学ぶことは難しいのです。
時には厳しい言葉や行動が、
子どもにとっての成長の糧と
なることもあります。
親としての役割は、
愛情を持って子どもを見守りつつ、
必要な時には厳しく接することです。
最後に、
「いい子に育てないといけない」
というプレッシャーについて考えます。
この「いい子に育てないといけない」
というプレッシャーは、
多くの親が抱える悩みの一つです。
社会的な期待や周囲の目に影響され、
子どもを「良い子」に育てることに
注力しすぎるあまり、
子どもの個性や自由な発想を
抑え込んでしまうことがあります。
しかし、子どもが
「良い子」であることが、
必ずしも幸せや成功に
繋がるわけではありません。
子どもには
それぞれの個性があり、
成長の過程で自分自身を
見つけることが重要です。
時には
反抗的な態度を示したり、
周囲の期待に背く行動を
取ることもあるでしょう。
これらは、
自己を確立するための
大切なプロセスです。
親としては、
子どもが自分の意見を持ち、
表現することを尊重し、
受け入れる姿勢が求められます。
失敗や間違いを経験することも、
成長の一部であり、
そこから学ぶことが多いのです。
このように、
子育てにおける常識を破壊することは、
子どもにとってより良い環境を
提供するための第一歩です。
親が自らの価値観や常識を見直し、
柔軟な考え方を持つことで、
子どもはより自由に成長できるのです。
親自身も、子育てを通じて学び、
成長することができるでしょう。
また、常識を破壊することは、
子どもに対して新しい価値観を
提供することにも繋がります。
多様性を受け入れ、
他者を尊重する姿勢を育むことで、
子どもは社会での人間関係を築く力を
身につけることができます。
これからの時代に求められるのは、
レジリエンスという名の
「柔軟な心(思考)」
世間一般で叫ばれる
「正しさ」に迷わされることなく
柔らかい心で子どもと共に
私たち親も育ちたいものですね。