あなたを傷つけているのはあなた自身

高澤信也

高澤信也

テーマ:対人関係セラピー

毎週火・金配信メルマガより*



すべてはうまくいっている!





こんばんは!



自称、子どもの心の代弁者!
子育て感情トレーナーの
しにゃ先生こと高澤です。




心臓の不調も重なって、
先々週から先週あたりは
かなり疲れました。



クライエントや
フォロワーさんから
思い込みを投げられることが
連続して起こってましてね。



メルマガの記事を
「私を批判してる!」
とか、

セミナーで述べた一般論を
「私に向けた差別!」
とか、

グループの場で
特別扱いしてもらえず
「傷ついた!」
とか。



もうね、
ただただ疲れるだけ。

何もいいことない。

最悪、最低_| ̄|○



って一瞬は感じましたよ。
だって人間だもの。



でもね、最近わが家の
マイブームのお陰でそれも
リセットできるわけですよ♪



マイブーム?



それが冒頭の
「すべてはうまくいっている」
という前提を使うということ。



人類は元来
生き延びるために

「安全」より「危険」

にフォーカスを当てるよう
つくられています。



じゃないと
生き延びられない。
子孫繁栄させられない。



だけど現代は昔よりも
はるかに安全です。

某国に比べれば
日本なんて特に。



だから現代人の我々は

「不幸」より「幸福」に
「危険」より「安全」に

フォーカスを当てて
暮らしていっていいんです。



だけど過去の名残が
脳内にまだ残っていて
なかなかそうなれない。



さらに機能不全家族なんて
環境で育ってしまうと
なおさら強まっている。



だから必要なんです!



って何が?







それは
★トレーニング
^^^^^^^^^^^



不幸じゃなく幸福に、
危険じゃなく安全に、
フォーカスを当てていく
トレーニング!



ここの支援で
重要視してるのは

不快反応を起こしやすい
自律神経のパターンを
穏やかに変えていく
★神経エクササイズ



「ないもの」ではなく
「あるもの」に意識を向ける
★知足トレーニング



「妄想(思考)」ではなく
「身体」や「五感」に意識を向ける
★マインドフルネス瞑想



それに加えて、
いえそれ以上に
大切にしているのが、、、

*苦難や苦境は
人生からの問いかけであり

*その問いに答えていく
(意味を見出していく)
ことを通じて

*人はより良く生きていける

という視点です。



人は「出来事」のなかを
生きているのではなく、
そこに与えた「意味」のなかを
生きているという視点。



これは『夜と霧』で有名な
ヴィクトール・フランクルによる
実存療法的な考え方です。



冒頭のフレーズもその一つで、
ものごとにどういった意味づけを
することが心の健康に貢献するか?
をトレーニングしていくと良いわけです。



不快で苦しい出来事も
ちゃんと意味があって起こってる!
という前提で考えてみるのです。



こんなものの見方は
かなり健康度の高い家庭で育つか、
縁あってその視点に出会うか
しないと得難い貴重な視点です。



ということで
今この記事を読んでいる
あなたは超ラッキー!
かもです^^



話を戻しましょうね。



最近しんどいことが
続いてるな〜って思ったと
先に述べました。



が、これをこの前提で
見直してみるわけです。



「すべてのことは
うまくいっている!

ということはこの現実にも
大切な意味がある。

じゃあそれってどんな意味?

何に気づきなさいという
メッセージ?」



そこで浮かんだのが
こんなのでした。



★心臓発作は苦しかったけど
命の有限性を気づかせてくれた。
自分が本当に成したいことに
命を一点集中して使いなさい
という助言なんだ。


★物事をどのように捉えるかは
生きやすさに直結すると再認識して
しっかり支援で伝えていきなさい
という助言でもあるんだ。



★批判=相手の認知(思考)
それを鵜呑みにして
恐れや恥を作り出していませんか?
という確認だったんだな。



★大事なことを発信するほど
批判も増えていきますよ。
それを恐れてませんか?
大事なものを貫けてますか?
の確認もしてくれたんだ。



★あなたの「大事!」なことを
「それが必要!」とする人と
出会っていくことが大切ですよ
という助言をもらえた!



ということは、、、

①人生は短い。
批判は怖いけどそれでも
本当に大事なことを貫くべし!


②そしてそれを本当に
必要としてくれる人と
出会う努力を怠ってはならない!


③そもそも批判は当事者だけに
与えられた大切な権利(例:DV被害)
部外者の批判は本人の思考由来。
人の思考に責任を負うことなかれ!



まあ、こんな感じでした。



とはいえこれが正しいか?
と問われると、答えは
「わからない」です。



そもそも思考は
自分の価値観が作り出した
産物である以上、

「正しさ」という観点に
あまり意味はありません。



むしろそこにこだわると
争いを生むだけですから。



思考は包丁に似ていて、
料理に使えば役にたつ道具。

でも人を刺せば
人を傷つける凶器。



これと同じで
「どう使っていくか?」
が大事だと思うのです。



物事をどう捉えれば、
どのように考えれば、
どんな意味づけをすれば、

*心が穏やかになる?
*気分が軽く明るくなる?
*自分は助かる?



「正しさ」ベースではなく
こんなふうに『有用性』ベースで
使っていけるようになれば、

それが包丁で言うところの
「料理に使う」
に等しいのではないでしょうか。



思考という包丁を
自分や他者を傷つけるための
凶器にしてはなりませんよ。



美味しい料理を作るための
役に立つ道具として使いましょう。







「子どもが言うこと聞かない。
私を下に見てる証拠」


「パートナーが協力しない。
私を平気で粗末にしている」


「そもそも私は愛されない。
それだけの価値がない」


「人は誰しも
悪意を隠し持っている」


「私は無力なダメ人間。
一人では生きていけない」

などなど。。。



いずれも思考が
「凶器」
になっています。



つらい、苦しい、不幸…
に苛まれることが多いなら、
自分の思考をチェックしてください。



トラウマ体験を除けば、
傷をかすり傷にするのか、
それとも重症にするのか、
それは・・・

\自分の思考次第!/

です。



今日は最後に
この言葉を贈ります。



★ーーーーーーーーーーーーーー★
No one can make you feel
inferior without your consent.

「あなたの許可なしには、誰も、
あなたを傷つけることはできない」

エレノア・ルーズベルト
★ーーーーーーーーーーーーーー★

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

高澤信也プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

高澤信也
専門家

高澤信也(心理カウンセラー)

カウンセリングオフィス トリフォリ

「私が子どもをダメにしてしまう?」と心配なママ・パパへ 〜 “自分らしく“生きる子に育つ!子育て感情セラピーで親育ち&子育てをサポートしています。

高澤信也プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

「子育て力」をはぐくむカウンセリングのプロ

高澤信也プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼