心穏やかに過ごせる人だけがやっているたった一つの秘策

高澤信也

高澤信也

テーマ:対人関係セラピー

当所公式HPより転記*

楽に生きている人の違いは
主語が「私」かそれ「以外」か。




こんにちは!



自称、子どもの心の代弁者!
子育て感情トレーナーの
しにゃ先生こと高澤です。




ぐるぐる悩んでばかりで
解決の道筋が一向にわからず、

あるときは人を責め、
あるときは自分を責めるという
「愚痴」でしのごうとしても
所詮その場しのぎでしかなく、

そんなことの繰り返しで
人生が八方ふさがりに感じて
光が見えず、

その自分が人として
成長している実感なんて
微塵ももてず。。。



その原因が冒頭に書いた
主語が『私以外』
^^^^^^^^^^^



「子どもが」言うこときかない
「パートナーが」理解してくれない
「親が」尊重してくれない
「上司が」認めてくれない
「周りが」やさしくしてくれない

だから、、、つらい。。。



主語が「私」ではない
まさにかつての
残念無念な私自身です。。。



それが今は主語を
「私」
に戻すことができたお陰で
幸せに生きていくことができてます。



だが!しかし!
かく言う私、
先週やらかしました_| ̄|○



しかも些細なことで。。。


 ・
 ・
 ・


●トリガー
洗面台で息子の枕カバーを手洗いし
そのまま付け置き洗いしていた。
それを息子が黙って流した。
「流してない」と嘘もついた。


●感情
怒り(強度は10点満点の8点)


●行動
大声で怒鳴った
軽く肩パンした



こんなまずい行動、
若いころから無数にやってました。
お恥ずかしい限り。。。



ちなみに前の私なら
ほぼ間違いなく

「あいつが悪い」
「あいつはダメだ」
「あいつのせいだ」
「あいつを正さなきゃ」

と完全に主語を相手に据え、
怒りの炎に自分で油を
注ぎ続けていたでしょうね。

実際そうしてたし_| ̄|○



でもこの生き方こそ
何話か前にお伝えした
「悪いあの人、可哀そうな私」



ここに成長はありません。



私が長らくやってきた
主語が自分「以外」といった
この愚かな生き方。



それを今のあり方に
変えてくれた人生の指針が

★因果の道理


ーーーーーーーーーーーー
良い種を蒔けば
良い実が実り、

悪い種を蒔けば
悪い実が実る。

結局自分が蒔いた種が
そのまま実となる。
ーーーーーーーーーーーー



たとえば今回だと
「やっちまったぜ…」と
ちょっとだけ反省。

それに続いて
怒りの感情をセルフケアで消化
(丹田意識+呼吸法)



そしてそこから
因果の道理へシフト!



こう自問自答しました。



あの子が、、、

・本人への確認を怠り自己判断
・怒られるのが嫌で嘘をつく

という『悪い実』を実らせたのは
私がどんな『悪い種』は蒔いたからだろう?



これまでを振り返った結果、
わが子が幼い頃から
私が蒔いてきた悪い種のひとつが、

*大事なことを理性的ではなく
 感情的に伝える(ぶつける)こと



この「悪い種」が

*怒られそうと思ったら
言わない、黙っとく、嘘をつく

という「悪い実」を
実らせていたわけです。



この「悪い種」は
今ではグッと減ったとはいえ
決してゼロではない。



いや、たぶんきっと
ずっとゼロにはならない。



だって感情ある人間ですから。



でも、だからこそ、
生きている限り自分が蒔いた
「悪い種」はその都度気づいて
刈り取らねばなりません。



それが
自分と相手と周りの

\みんなの幸せ!/

に貢献できるから。



ということでつづいて
★悪い種を刈り取る



翌朝
今回だけでなくこれまでも
「感情的にぶつける」という
愚かな行為は親の自分の課題で
あることを伝えてお詫びしました。



加えてこれからも引き続き
この課題に取り組んでいくことも
伝えました。



これを続けることこそが
『悪い種を刈り取る』
ということにあたります。



そして最後に
★良い種を蒔く



息子にも自分の課題と
向き合ってもらいました。

 ・
 ・
 ・

私「怒られるの嫌いやろ?」

子「うん。嫌い」

私「怒鳴ったり肩を叩いたり
したのはとうちゃんの課題です。
そこはごめん。申し訳なかったよ」

子「うん」

私「伝えたかった大切なことを
ちゃんと落ち着いて伝えるから
考えてほしい」

子「わかった」

私「因果の道理は知ってるね?」

子「うん、わかっとる」

私「ちょっと考えてみて。
怒られるという悪い実をつけたのは、
自分がどんな悪い種は蒔いたからだと思う?」

子「言わなかった(確認しなかった)から」

私「じゃあこれからはどうしたら
怒られることもなく、いつもみたく
穏やかに過ごせると思う?」

子「言えば(確認すれば)いいだけ」

私「因果の道理ってさ、
言うのは簡単なんよね。
分かった気にもなるし。

やけど実践ってなると難しいと。
やけん何度失敗してもいいけん、
この自問自答だけは覚えとってね」

子「うん、わかった」

 ・
 ・
 ・

このあとは
あっという間に普段通りの
元気な息子に戻りました。



こんなことあるたびに思います。



親とは言えただの人間。

偉そうなこと言っても
できていないことたくさん。



なのに
自分ができてないことでも
わが子には偉そうに言ってしまう
傲慢さを抱えている。



そんな親の自分が
子どもの身体と心を育てないと
いけないわけですから、
自分が育つのが先ですわね。



そしてその機会を
わが子は与えてくれる。



・わが子が不適切な行動

・悪い実に気づく

・自分が蒔いた悪い種を探す

・それを刈り取る

・今度は良い種を蒔く



これさえやっていれば
子どもはスクスク育つよね♪



私たち親が
子どもを育てているのではなく、

子どもが私たちを
親として育ててくれている。



ここをはき違えることなく、
因果の道理から道を外すことなく、
親の自分を育て上げていく。



これこそが


子育て!


の神髄だと思う次第。



あなたはどうですか?



子どもとの関係に限らず
他者との関係でしんどいとき、

主語を「私」にして
自分が蒔いた悪い種を探して
刈り取ることができていますか?


それとも主語を
「私以外」にして
『悪いあの人、可哀そうな私』
に留まっていますか?



心穏やかに生きていきたいなら、
人と自然体でつながりたいなら、
子育てをよりよくしたいなら、

ぜひとも今日から早速

\因果の道理トレーニング!/

に取り組んでみてください。



最初は大変ですが、
やりつづけていると
驚くくらい人生が軽くなりますよ。



ぜひぜひレッツトライ!

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高澤信也
専門家

高澤信也(心理カウンセラー)

カウンセリングオフィス トリフォリ

「私が子どもをダメにしてしまう?」と心配なママ・パパへ 〜 “自分らしく“生きる子に育つ!子育て感情セラピーで親育ち&子育てをサポートしています。

高澤信也プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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