悩み「実の親だけど頼れない」
*公式サイト内ブログより転記*
自称、子どもの心の代弁者!
子育て感情トレーナーの高澤です。
今日は
ハナコさん(仮名)の
お話です。
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ハナコさんは
毎日のようにわが子に
怒鳴ってばかり。
「あれしろ!これしろ!」
「あれするな!これするな!」
怒り以外の感情がない!
というほど怒りに囚われ
消耗していたハナコさん。
本来ならこのとき
お子さんの心がペシャンコに
なることが心配なんだけど、
ハナコさんのお子さんには
それを跳ね返す(言い返す)
力があったお陰で、
傷つきこそしても
心がペシャンコにまで
なることはなかった。
これって実は
とてもラッキーなこと。
子どもの素因に
親が助けられている
ってことだから。
だけどその一方で
こんなバトルが繰り返されて
親子関係は着実に悪化。
気づけばお互いが
相手をマウントしようとする
主導権争いの日々。
じゃあハナコさんは
こんな日々を望んでいたかと
いうとそれは正反対。
我が家でみんなで
心穏やかに笑って過ごしたい。
これが彼女の願いだった。
なのにわが子は、、、
全然思うようにならない
言う通りにしてくれない
自分を尊重してくれない
何をどうすればいいか
全くわからず
「この子のせいで私は不幸!」
「いっそ捨ててしまいたい!」
本気でそう思うほどに
追い詰められていた。。。
「もうどうでもいいや…」
投げやりになっていたある日、
ネットを見ていたら
『アダルトチルドレン』
という記事が
目に止まった。
読んでみたら
「これ、私のことやん!!」
と心臓が飛び出るほど驚いた。
そこから貪るように
情報や文献を漁り続け、
ある日衝撃的に詩に出会う。
ーーーーーーーーーーーーー
神様 私にお与えください
自分に変えられないものを
受け入れる落ち着きを
変えられるものは
変えていく勇気を
そしてその二つを
見分ける賢さを
ーーーーーーーーーーーーー
『平安の祈り』という詩だった。
その詩はハナコさんが
幼少期の頃からずっと
喉から手が出るほどに
追い求めていた
★心の平安
を手に入れるあり方。
それでようやく
彼女は気づく。
「私がずっと
生きづらかったのは、
これと反対のことばっかり
やってきたせいなんだ!」
変えられない他者
(ここではわが子)を
変えることばかり考え、
変えられない相手と
良い関係を築くために
『私にできること』
をやってこなかったことに。
それからと言うもの、
ハナコさんの心の向きは
大きく変化。
以前だとわが子が
思い通りにならないと
怒鳴ることが多かったが、
最近では
自分の怒りに気づくたびに、、、
「これは私の課題!」
と思い至り
↓
「どうすれば消化できる?」
と自分に問いかけ
↓
役立つ方法を使って
自分の怒りに対処する
そんなふうに
変化を果たしている。
それもあってか
子どもの反応が以前より
穏やかで柔らかいものに
変わっていると。
「きっと子どもが
成長してくれたんですね♪」
と彼女は言った。
この体験を通して
ハナコさんが得た教訓は
/
苦しいときこそ
自分と向き合え!
\
悩み苦しみに気づくたび、
彼女は自分の内面に目を向ける。
そしてその苦を
解放することに取り組む。
それもあってか
今やハナコさんは
親子関係だけでなく、
職場の人間関係まで
楽になっているとのこと。
それだけでなく
自分との関係まで
良くなったとも。
それは自己肯定感が
高まったってこと。
私が息子への愚痴(汗)を
軽く話したりすると、
今や彼女はこうも言う。
過去の自分を人ごとみたいに。
「自分の子も別の人間ですよ。
人を変えられるわけ
ないじゃないですか〜!」
って。
「よく言うわ( ̄▽ ̄)」
と思うけれど、
それが身についているから
ハナコさんはいま心穏やかに
暮らせてる。
頑張った甲斐があったね!
そう言って笑った先日だった。