「この子のこれが許せない!」の本当の原因は親の◯◯
こんにちは。
自称、子どもの心の代弁者!
子どもたちの笑顔と幸せを願う
子育て感情セラピストの高澤です。
突然ですが、
あなたは今しあわせですか?
昨日は不登校の親御さん向けに
セミナーをやってきまして、
そこでこの質問をしたところ
手は上がらなかったです。
悩んでる方が
「私、しあわせです!」
ってなるわけないですね。
人はいろんなこと、
例えば
・人間関係
(子育ても親子の人間関係)
・健康
・仕事
・お金
などなど
で悩みます。
特に人間関係の悩みが
しんどいですね。
アドラー心理学では
「人の悩みは全て対人関係の悩み」
と言い切ってるくらいですから。
悩みがあると
「しあわせ!」
なんて感じられない。
だからこそ
/
しあわせになりたい!
\
と願う。
しあわせになりたくて、、、
と言うより
『不幸(不快)を取り除きたくて』
人はあれこれ頑張ります。
だけどですね、
この努力が大抵の場合
正反対だったりします。
それは心理療法の一つ、
「内観療法」
で説かれている
●幸せに至る道
●不幸に至る道
で示されています。
まずは
不幸に至る道。
他者に対して、
例えばわが子、
パートナー、
自分の親、
同僚や上司や部下
などなどに対して・・・
*自分がしてあげたこと
*なのに見返りがなかったこと
*迷惑をかけられたこと
にばかりフォーカスを当てる。
これが
「不幸に至る道」であり、
『逆内観』
と言われています。
そんなとこばっかり
見れば誰だってずっと
不幸になれるよ、、、
という
*不幸になれる鉄板の策
なんですよね。
幸せを感じている人ですら
ここを見れば
不幸を感じて苦しくなる。
これが
『不幸に至る道』
です。
さてさて、
このものの見方の悪癖を
「逆内観」と呼ぶと
先ほどお伝えしました。
ということは、
「幸せに至る道」と呼ばれる
内観はこれの正反対ってことです。
つまり、、、
=============
①相手からしてもらったこと
②相手にして返したこと
③相手に迷惑をかけたこと
=============
を振り返ることが
内観になります。
これは
「幸せに至る道」
だけでなく、
☆感謝
☆ゆるし
☆良心の呵責
という大切な感情を育てる
トレーニングとも言われています。
私たちが
人間関係で苦しむのは、
相手が、、、
/
自分の期待通りに
なってくれないから!
\
そこ一点です。
つまり
「くれないもの」
ばっかり見ている状態。
私はこの状態を別名
「ちょうだいちゃん」
と呼んでいます。
かつての私なんて
スペシャルちょうだいちゃん(汗)
でしたよ_| ̄|○
だからいつも
「私は不幸…」だったし、
被害者意識全開だったし、
人は信用ならない愚か者
なんて本気で思ってたし。。。
そりゃ生きてるだけで
不幸って感じて当たり前。
そんな私も今はお陰様で
それなりに幸せです!
と胸を張って言えます。
日々ストレスはあるし、
苦手な人もいるし、
人生は思い通りにならないし。
それでも
「幸せです♪」
と感じて暮らしています。
じゃあ何が変わったかと言うと
上でお伝えした
【Before】逆内観
↓
↓
↓
【After】内観
に7〜8割変わったから。
今でこそ
超仲良しの奥さんにですら、
「あれもこれもしてくれん!」
「俺はこんなに頑張ってるのに!」
「逆にこんな迷惑かけられてるし!」
と“被害者意識“満載で
しょっちゅう憤慨してました( ̄▽ ̄)
そんな愚か者だった私が、
妻や息子、
友人や仲間に対して
肯定的な感情を感じれるのは、
ここで述べた
★内観の3つの視点
のお陰です。
そのお陰もありまして、
奥様に向けている今の視点は、、、
①してもらっていること
・買い物
・献立
・料理
・後片付け
・PTA
・息子と向き合ってくれている
・話を聞いてくれる
・笑ってくれる
・一緒にいてくれる
etc.
これ以上書くと
涙がちょちょぎれるので
この辺りで。
続いて
②して返していること
・掃除
・洗濯
・片付け
くらいです。
しかも不十分( ̄▽ ̄)
してもらってることに対して
かなり割合が少ない。
反省ザルの日々です_| ̄|○
最後に
③迷惑をかけていること
・肩、背中、腰が悪いので
買い物の重い荷物を持足せてしまうこと
・息子の勉強の面倒を見ると
すぐ苛立つのでそれもやってもらってること
・家での仕事に集中しすぎて
疎かになった自分の役割を
ときどきやってもらってること
・わが子のためにとやってくれてる
PTA活動を私は何もしていないこと
これ以上書くと
膝から崩れ落ちそうなので
この辺でやめておきます(( _ _ ))
内観をやればやるほど
自分は実は活かされている
なんてことに気づけます。
それが
ゆるしを超えた
感謝に辿り着かせてくれている、
そんな気がしています。
もしあなたも
「幸せに至る道」
に舵を切りたいなら、
命の源である
「自分の親」
の内観にまず取り組んでみてください。
↓
↓
↓
===============
自分が幼児の頃
①お父さんからしてもらったこと
②お父さんにして返したこと
③お父さんに迷惑をかけたこと
・・・・・・・・・・
あとは同様に3つの振り返りを
時代ごとにやっていきます。
幼児期の後は
↓
児童期
↓
思春期
↓
それ以降
・・・・・・・・・・
お父さんの内観が終わったら
その次は同じことを
お母さんに対してもやる。
===============
やる内容はこれだけ。
但しポイントがあるので
それもお伝えしておきますね。
【ポイント1】
振り返る時間は
静かな環境で一人で取り組む。
テレビもスマホもPCも音楽も
何もかも外部刺激は遮断する。
ながら作業はタブー。
・・・・・・・
【ポイント2】
一つのカテゴリー、
例えば「思春期の頃のお母さん」
を振り返るときは
それだけを最低15分は振り返る。
時間はあらかじめ決めておき、
それ以上にもそれ以下にもしない。
・・・・・・・
【ポイント3】
内観をやればやるほど
逆に恨みや怒りが湧くなら、
カウンセラーやセラピストなど
第三者の利用を検討する。
そこでやるべきことは
内観を進めることではなく、
未消化の怒り(本当は悲しみ)
を先に消化すること。
・・・・・・・
【ポイント4】
振り返ったものは必ず書き出す。
頭の中で考えておしまい、
だと効果が出ませんので。
この辺りのことは
全部大切なので
内観をなさりたいときは
ぜひ押さえておいてください。
ちなみに、
これまた私ごとですが、
小学生の頃には母を罵り、
中学時代には母に手を挙げ、
高校時代には父を刺そうとした
そんな私ですが、
①親に対する未処理の感情を消化し
②内観に取り組んだことで
二人とも亡くなっていますが、
恨みや憎しみなど皆無どころか
感謝の念でいっぱいです。
あんなクソみたいな家で
生まれた俺は不幸!
とずっと思っていたのが、
「あの家に生まれてよかった!」
「あの親元に生まれてよかった!」
としか思えなくなって
これには自分でも驚きました。
これを言うと
ほとんどのクライエントさんが
「信じられない!」
って言います(^^;;
最後にちょっと子育ての話。
実際の親というより
心の中に住んでいる
自分の親との関係が
悪いままだと、
残念なことに
自分自身との関係もうまくいかない。
いわゆる
・自己否定感
・低い自己肯定感
・無価値観
・無力感
などで苦しむ状態です。
それだけでもしんどいのに、
自分の(心の中の)親との
関係が悪いままだと、
不思議なほどわが子との
関係もうまくいきません。
ということで、
★不完全な自分を許したいなら
★わが子と良い関係を築きたいなら
内観に取り組む価値は
十分にあると思います。
ですが自力だけだと
難しいことも多いので、
本気で取り組みたい方は
全国各地にある内観療法の
研修所を利用なさると良いかと思います。
「不幸な私」を卒業して
「幸せの道」へと舵を切る。
その先にある
*しあわせ
*許し
*感謝
を味わっていただくことを
切に願っています<(`・ω・´)
・・・・・・・・・・・・・・
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