子どもの心の傷とその影響②
*この記事は公式サイトからの引用です*
掲載ページはこちら。
子育て感情セラピストの高澤信也です。
「あのことを考えると不安…」
「あのことを想像すると憂うつ…」
嫌なことを想像して不安や憂うつになることありませんか?
こういった不安系の感情はまだ起こっていないことをネガティブに想像したときに湧いてくる感情です。
典型的なセリフは
「××になったらどうしよう…」
です。
不安はすごく不快なので取り除きたくなるんですが、取り除こうとするほどに不安は強まっていく・・・という悪循環を起こします。
たとえば親子関係であれば、、、
●「ダメな子になるかも…」と想像する
↓
●想像を鵜呑み(事実視)する
↓
●不安が湧いてくる
↓
●不快だから取り除きたくなる
↓
●自分の想像が現実化しないよう子どもに過度のかかわりをする(=過干渉)
↓
●子どもは防衛的になる
↓
●「本当にダメな子になる!」という想像をますます事実と思い込む
↓
↓
↓
*スタートに戻ってループ・・・
この悪循環を何度も繰り返すうちに気づけばその子は、、、
・自己肯定感が低下する
・不安傾向が伝染する
・依存心が強まる
なんて結末に至ることは少なくないんです。
わが子に不幸になってほしくない!
幸せになってほしい!
そんな思いが気づけば子どもの生きづらさを招いてしまった。。。
この不幸な悪循環を断ち切りたくて私は子育てセミナーでいつも親御さんにこう伝えています。
「親があらかじめ取り組んでおくべき課題は『不安の対処』です!」
親の不安が強いほど子どもはその不安にさらされて生きづらくなる。
ということは親が自分で不安を消化できれば自身が楽になるのはもちろん、それ以上に子どもの心にはその分だけ
/
★安全!
★安心!
\
が育ちます。
心に安全・安心が育てば未来をわざわざ否定的に想像などせず、「今、ここ」に意識を向けて”いい感じ”で生きていけます。
不安は恐怖の仲間。
人をその分追い詰めます。
だからこそ
\不安の消化!/
は私たち親にとっては必須のセルフヘルプ。
愛するわが子に生きやすさをプレゼントしたいなら、自分の不安に対処できる力をぜひゲットしてください!
それが子どもの愛着を盤石にしてくれますよ。
4月には子育て感情セラピーの体験セッションを開催しますので、不安の対処をはじめ『親育ち』に取り組みたい方はぜひご利用くださいね。
体験セッションの詳細は追ってお知らせいたします。
では今日はこのあたりで(@^^)/~~~