自分の親を嫌う気持ちと子育ての困難さは正比例

高澤信也

高澤信也

テーマ:子育て

*4月30日にアメブロに挙げた記事の転載です



親に対する葛藤が強い人ほど
子育てに負の影響が及ぶ。。。



こんな仕組みをご存じですか?



自分の親が嫌い



「だから私は絶対に
あの親みたいにならない!」



親としての自分に
たくさんの「べき」を課す





たとえば
・怒ってはいけない
・良い親でなければならない
・人からダメ親と思われてはいけない
・愛情豊かな自分でないといけない
・子どもを1ミリも傷つけてはいけない
・どんな時も子どもの期待に応えるべき
etc.



ハードルが高すぎるため
その目標を達成できない



・親としての自信喪失
・思い通りにならない
 わが子へのイライラ増悪
・不安とプレッシャーで
 余裕が失われていく




「良い親」と正反対のあり方へ



一般論的に考えれば、
「良い親を目指す」
「そのために頑張る」
という方向性は一見正しいように
見えるものです。



しかし先の悪循環のように、
その方向を目指せば目指すほど
かえって望む結果とは正反対の
方向に進んでいくこともあるのです。



だからといってまたその正反対の
「ダメな親でもいい!」
を言葉だけで思い込もうとしても
うまくいきません。



なぜなら親が嫌いな人ほど
「私は親のようにならない!」
という強い決断が心の奥に隠れているから。



一見無関係のようですが、
自分の親に対する葛藤が強いほど
子育てで無理なゴールを設定しがちです。



達成できないゴールを
設定したままでの子育ては
誰にとってもただの苦行。



この大変さから脱するには、
子育て云々を問う以前に
方向性を変えねばなりません。



それは







親に対する葛藤を
終わらせる



親に対する負の感情が
昇華されればされるほど、、、

*自分はどう育てられたか?

*私はどう育てていくか?

が切り離されていきます。



それでようやく
「自分らしい子育て」
という方向に舵を切ることが
できるようになるものです。



子育てのあり方は
世代を越えて連綿と
受け継がれるものです。



次世代に生きやすさを
プレゼントしていきたいなら、
まずは気づいた世代から。



ということは、
あなたはそのバトンを
次世代へと渡すことができますね。



今日はこういったことを
私の育ちや体験談を加味して
ブログに書いてみました。




「家族」に対するイメージが子育てを左右するワケ



家族は続くよどこまでも。



どこかで聞いたセリフですが
ほんとうにその通りですね。



ただ、どうせつづくなら、
幸せや心地よさといったものを
次世代に渡していきたいものですね。

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高澤信也
専門家

高澤信也(心理カウンセラー)

カウンセリングオフィス トリフォリ

「私が子どもをダメにしてしまう?」と心配なママ・パパへ 〜 “自分らしく“生きる子に育つ!子育て感情セラピーで親育ち&子育てをサポートしています。

高澤信也プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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