子どもの心の傷とその影響②
こんにちは。
子育て感情トレーナーの高澤です。
突然ですが、
あなたのお子さんは「良い子」ですか?
ちなみにうちは全然です(汗)
「良い子」になってほしいという親の願い
子どもは欲求と感情の生き物です。
親の思う通りになんてなってくれませんね。
実際わが家も超主張してくる息子なので、
とほほ…なんて感じること度々です。
わが子が主張が強かったり、
言うこときかない聞かん坊だったり、
自由過ぎたりするとなおさらのこと
親としては気がかりではないでしょうか。
「このままじゃいけない!」
「悪い子になってしまう!」
「ちゃんと育てなきゃ!」
そう思っても不思議ではありません。
しかし、まさかのまさか、
「良い子に育てなきゃ!」
こそが実は子育てを一気に苦しくする
大きな原因なのです。
子育てが苦しくなる悪循環
それはこんな悪循環です。
●「良い子」に育てなきゃ!
↓
●わが子の「良くないとこ」ばかり目につく
↓
●「悪い子」に見えてくる
↓
●悪い部分を「直そう」とする
↓
●ありのままを受け容れてもらえず
子どもは抵抗する
↓
●さらに「悪い子」に見える
↓
●焦りとプレッシャーが右肩上がり
↓
↓
●スタートに戻ってループ・・・
(これは悪循環)
「良い子」を目指さない
ということは、
この悪循環さえ切断できれば
*良い子に育てなきゃ!
(≒いい親にならなきゃ!)
といったプレッシャーから解放されますね。
そのためには正反対のことを
やるとよいのではないでしょうか。
●「今は良い子でなくてもいい!」
↓
●わが子のすてきな部分が見えてくる
↓
●その部分を大切にできるようになる
↓
●子どもは自然体でいられるので
ほどよくいい感じで過ごす
↓
●さらに親は落ち着くことができる
↓
↓
●スタートに戻ってループ・・・
(こちらは善循環)
未来の生きやすさへ
理想の自分ではなく、「今、ここ」を
生きるありのままの自分を見てもらえた
子どもには、こんなものが育まれますよ。
*自己肯定感
*他者信頼
*ポテンシャルの発揮
*人と自然体でつながる力
*チャレンジできる勇気
わが子がこんなふうに育ったたとしたら、
親のあなたはどんな気持ちになりますか?
理想のわが子という「空想の存在」ではなく、
今ここを生きる「現実のわが子」を受容する。
これが子どもの力を最大限に
引き出す子育てになります。
これを体現することはとても難しいですね。
でもだからこそ取り組む価値があるとも言えます。
とは言えひとりでは難しいですから、
一緒に支えあえる仲間がいるといいですね。
ということで、当所でも
上っ面ではない(汗)仲間づくりのための
ママさん会員限定グループを再開しました。
仲間同士で互いに支え合いながら、
自分自身を大切にしながら、
その上で子育てに向き合っていく。
そのための場を再開できて、
参加者にみなさんからも喜んでいただけて、
やってよかった~と一安心の最近です^^