なぜ親が無力さを受容するほどわが子の問題が解決するのか?
たかざわです。
今週は東京で家族支援の研修です。
そこでふと触れられた
「罪悪感」
というテーマ。
罪悪感は生きづらさに直結するものです。
それは自分を「ダメな親」と断罪する親にとっても。
そして機能不全家庭で育った子どもにとっても。
今回から罪悪感に関する質問を順番にひとつずつ載せていきます。
もしもあなたが過去の何かしらの出来事に罪の意識を感じ、そのときの罪悪感が消えずに苦しんでいるなら、今回のシリーズがそれを整理する助けになることを祈っています。
罪悪感の対象を明確にする
それでは早速質問です。
【あなたは何に対して『消せない罪悪感』を抱えていますか?】
ちなみに私は幼少期より
「父のDVに苦しむ母を助けられなかったこと」
に長いこと罪悪感を抱えていました。
「自分のせいだ」
「自分が悪いんだ」
「自分が弱いから」
私が20歳の時に母は急逝しましたが、そのときなんて
「自分が殺したも同然だ」
「自分のせいで母は死んだんだ」
なんて半ば本気でそう信じていました。
罪悪感の維持期間は4〜5歳のころから30歳ころまで。
通算すると25年ほどになりますか。
いやはやえらく長い期間でした(汗)
それでは今なお消えずに残っている
「あなたの中に残ったままの罪悪感」
を振り返ってみてください。
続きはまた次回。