「おかあさんたちの自助グループ」参加者コメント
こんにちは。
トリフォリの高澤です。
いつもありがとうございます。
子育て中のあなたへ。
あなたは今生きづらさを感じていますか?
答がイエスなら、そのままでの子育ては
きっと大変ではないでしょうか。
おかあさんがまず生きづらさから解放されること。
これは子どもにとって何よりの贈り物です。
生きづらさのワケ
人は皆、オギャーと産声を上げて生まれた
その瞬間から、いえ、恐らくおかあさんの
おなかのなかにいたころから、自分なりの
「人生マニュアル」
にいろんなことを書き込んでいきます。
ちょっとでも生きやすくするためです。
何の指針もなく生きていくことは大変ですから、
このマニュアルはとても大切なものになります。
しかしもしこのマニュアルに事実と異なることや、
あまり役に立たないことが書いてあったら
どうなるでしょうか。
それに従うほど生きづらくなってしまいますね。
「人を不快にしてはいけない」
「人の期待に背いてはいけない」
「人から嫌われてはいけない」
「ありのままの自分でいてはいけない」
「人に負けてはいけない」
「人を信じてはいけない」
「感情を表に出してはいけない」
「自分の意見や気持ちを言ってはいけない」
・・・
もしもこんなことがマニュアルに書き込んで
あったらふつうに生きていくだけでもたいへん。
誰だって生きるのが苦しくなるはずです。
マニュアルの連鎖
ではこんな生きづらさを助長してしまう
マニュアルの記述はどんなふうにして
書き込まれたのでしょう。
多くの場合は、重要他者という人が示した
・態度や表情
・言葉
から受け取ったものが書き込まれています。
重要他者でまず挙がるのは「親」。
ほかにはきょうだいや、学校の先生や、
友人などがそこに含まれることもあります。
そうやって取り込んだマニュアルをもとに生きていく
↓
大人になる
↓
親になる
↓
親のマニュアルに書いてあることを子どもに示す
↓
子どもが受け取る
↓
子どももマニュアルに書き込む
↓
・・・
こうして生きづらさは次の世代へと
バトンタッチされていくのでしょう。
連鎖を断つために
このバトンを次世代に渡さないためには、
親であるあなた自身のマニュアルに書き
込まれている「自分を苦しめる記述」を
書き直すことが大切になってきます。
親であるあなたのマニュアルが改訂されれば、
わが子の人生マニュアルにも「生きやすさ」に
つながる記述内容を伝えてあげられます。
子どものためだけではなく、
親であるあなた自身のためにも人生を
生きやすいものにしてあげてくださいね^^