子育ての悩みあるある①
「どうかかわればいいかわからない」
こんにちは。
カウンセリングオフィス トリフォリの高澤です。
いつもありがとうございます。
子育ての悩みを聴いていると、
「どうかかわればいいかわからない…」
という訴えは少なくありません。
この訴えが出る理由は、
「かかわり方がわからない」というよりは、
「子ども心の発達に何が大切かがわからない」
からなのかもしれません。
子どもの心を育むもの
衣食住があれば子どもの体は育ちます。
しかし心の育ちはそれだけでは足りません。
心の栄養が必要なのです。
こんなことを言うと
「愛情?」
「褒めるってこと?」
「叱らないことが大事?」
「いやいや、勇気づけでしょ!」
なんて言葉が返ってくることもしばしば。
もちろんそういった視点も大事ですが、
「何を私たちが与えるか」ではなく、
「子どもは何を必要としているか」という
視点の変換が必要ではないでしょうか。
子どもの心が育つために必要なものに、
【感情に適切に応答してもらう】
というものがあります。
感情への応答とは
子どもが親に、特におかあさんに求める
感情への応答とはたとえば次のようなものです。
*怖いときには守ってほしい
*うれしいときには一緒に喜んでほしい
*悲しいときには慰めてほしい
*怒ったときにはなにが嫌だったか聞いてほしい
*寂しいときにはそばにいてほしい
*ダメなものはダメと諫めてほしい
*そして気持ちを自由に表現させてほしい
こういったことがもらえたら、
子どもの心は健やかに育ちます。
こういうものって、私たち大人ですら
あまりもらってないのではないでしょうか。
だったらまず、自分で自分の気持ちに
応答してあげることから始めてみるのも
いいのかもしれませんね。