親の家の片付け いったいどこから手をつけたらいいのか・・・・
片付けコンサルタント&自分整理ナビゲーターの
宮﨑佐智子です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。
昨年の10月末に具合が悪くなり救急車で運ばれて
緊急入院した父。
原因は心臓!
それまで持病でずっと入退院したり、通院は長年
していたが、心臓???家族みんな寝耳に水でした。
それからは88歳と高齢もあり、あれよあれよというまでした。
心臓の手術もし、転んだ時に骨折した腕も手術をし
よく耐えれたと思いましたが・・・・
そのあとは、認知が出たり、本当にあっという間でした。
コロナもあり、面会も出来ず付き添っていた姉は
一人で大変だったろうと感謝しかありません。
最期は、面会も出来、見送ることもできたので
良かったです。
病院関係の皆様に感謝感謝でした。
5月4日に亡くなり、葬儀、寺参りが終わり
父のモノを片づけてきました。
遺品整理というほどのこともないのですが、
父のモノをすべて見て、片付けをすることができ
この仕事をしていてよかったと思いました。
家族には迷惑かけっぱなしの父でした。
(このことは、おいおい書いていきたいと思います)
生涯まともに働いたことがない父でした。
なので、特に何かがあるわけでもなく
趣味の魚釣りの道具がたくさんあったくらいで、
金目のモノは全~~~~くありませんでした。
(わかっていたので驚きませんが)
洋服も背広が何着かあるくらいで、あとは
普段着のみ
それも、最後は特老ホームにお世話になったので
パジャマと部屋着と肌着が主で・・・
持っていくものは最低限必要なモノになるので
当然、そうなりますね。
ホームに行かれる時の荷物の整理のお手伝いを
何度となくさせていただきましたが、
本当に、身の回りのモノだけなんですよね。
家族の写真を少し持っていくくらい・・・
仕事を通して、最期は、本当に何も持たず、暮らしていけるんだと
感じていましたが、改めて実感しました。
モノはその人が持ってこそ、活かされるモノですね。
そうでないものは、手放していくことができる。
最期の最後に必要なモノは、生きるのに必要な
最低限のモノ
生きている今のうちに、持っているモノは
活かしていかないといけないと思います。
父が趣味で作っていた魚をすくう網
編み方を習いに行ったときに、2個購入して
編み方を習い、1個は見本にし、もう一個は
全てをほどいて、逆から並べていき、
組みなおして覚えた、と兄から聞いて驚きました。
生前、器用な人だとは思っていましたが、
そうやって覚えて編んでいたとは・・・・
そんな器用なところがあったのなら、もっと他のことにも
活かすことができて野では・・・と思いもしましたが・・・(笑)
父のモノを見て、ずっとある時から、時が止まっていたんだろうな
と感じずにはいられませんでした。
(天草の海)