「卒育」高校卒業でひと段落
こんにちは
いいつもご訪問いただきありがとうございます。
自分整理ナビゲーターの宮崎佐智子です。
昨日からセンター試験ですね。
今日の17時40分くらいまででしょうか。
我が家の息子も受験中です。
それも・・・・3度目の(;'∀')
今日はその息子のことを書きます。
とてもレベルの高い大学を目指しているとか
絶対医学部に・・とかは全くありません。
最優先は、「持病と向き合い自分に厳しくなる」
ことでした。
そのために、1年間大学に入るのを先送りしました。
というか・・・させました。
ここは・・・親の想いで、その選択しかありませんでした。
本人はかなり不本意だったと思います。
壁に当たりまくり、自分の部屋の壁は
ボード半分以上穴を開け、中の断熱材も
引っ張り出し、もはや、購入したばかりの
マンションの破壊でも始めたのか!!
という状態にしてしまいました。
今もそのままの状態にしています。
成長した時に、その壁を見てどう思うのか・・・
笑い話にでもしてやろう。と思い、そのままです。
朝、自分で起きることが困難。
起きて学校に行っても、椅子に座ったまま寝てしまう。
ウトウトではなく、爆睡状態。
息子曰く。
「睡魔が襲ってきたら、抵抗できない。」
当然、毎日薬を服用しないと、日々の生活が
困難で、学校生活が送れない状態です。
幸いにして、薬を飲めば、普通に生活を
送れるので、薬が効くだけでもありがたいと
思います。
薬は毒だ! というお考えの方もいらっしゃるでしょう。
それもわかります。
3日間徹夜した後くらいに襲ってくるくらいの睡魔が
一日の中で何度も襲ってくるのです。
その睡魔を数十分である程度解消してくれる薬。
どれだけ強い薬なのか、わかります。
でも、それがないと、生活も送りづらいという
現実があります。
薬だけでもだめで、やはり、規則正しい生活を
送ることも大事です。
毎日、決まった時間に寝て、起きる。
現代社会ではなかなか難しいことですね。
「規則正しい生活を送る」
この基本的な生活リズムを作るのに、
一番のネックだったもの・・・・・
スマホでした。
夜更かしにもなりますし、寝る直前まで
スマホを見ていることで、覚醒させてしまい
良質な睡眠をとることができなかったのです。
年頃の子なので、時間を決めるとか、
寝る前は見ないとか言っても、聞きません。
規則正しい生活を送り、睡眠に効果的なことを
やる。
とわかっていても、なかなか聞き入れて
くれないところもありました。
親の言うことではだめ
親元では甘えがでてしまう
そんな思いが強く、かわいい子には旅をさせろ
ではありませんが、他人様のところに預けて
自分に厳しい男になり、自分を律していけるように
なってほしいと、家から出しました。
息子が行ってからの数日は、息子の部屋の
片付けをしながら涙が止まりませんでした。
一番苦しいのは息子本人ですもんね。
私が泣いてるわけにはいきません!!!
私も息子が頑張ってる分、頑張らねば!!
と、私自身も自分に厳しく!!ならなければ!!
と10か月過ごしてきました。
早いもので、10か月が経ちました。
彼の人生の中で、最後までやり遂げたことが
あっただろうか・・・・。
幼稚園の頃はじめた空手も途中で
辞めてしまいました。
4年生から始めたアルトサックスも
高校受験の時に、やめてしまいました。
高校で始めた部活。
マーチング
一年間頑張り、全国大会へ出場し
金賞をいただいたのに、やめてしまいました。
その後、また空手をやりたいと始めたけど、
1年でやめてしまいました。
何一つ最後まで、全うしたことが
なかった彼。
だけど・・・・
10か月間、厳しい生活を、過ごしてくれました。
やり遂げてくれました。
このセンター試験で、終わりではないですが、
この日を迎えられたことを、本当に感謝しています。
今回の受験は、もう後がありません。
本人もその強い思いがあり、やってきたと思います。
そして何より、仲間がいたからやり遂げて
これたのだと思います。
サポートしてくださった皆様、仲間のみんな、
本当にありがとうございます。
今から始まる受験ですが、
受験生の皆さま、最後は
「自分を信じる」ことです。
たゆまない努力は、裏切らないと思います。
きっと、実ると思います!!!
応援しています。
桜が咲くことを願って・・・・・
長文、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。