親の家の片付け いったいどこから手をつけたらいいのか・・・・
今年は本当にいろんなご相談をいただきました。
その中で、多かったのが、やはり「遺品整理」についてです。
私が「遺品整理士」の資格を取得したことも有るのでしょうが・・・・・。
そのご相談の中でも、また一番多いのが…
亡くなられた方が使っていらっしゃったモノをモノを見るだけで
泣けてきて・・・部屋にも入ることができない。
でも、使わないモノだし、部屋もそのままにしておいていいものか
ふつう整理収納、片付けていうと、一年以上使わないモノは捨てる、
て言いますよね。
捨てたほうがいいんでしょうか?
というご相談です。
親しい方であればあるほど、ご両親だったり、お子さんだったり、ご兄弟だったり
したら、悲しみは計り知れないものがありますね。
その方が使われていたモノ、一つ一つに思い出があり、捨てることは
辛い悲しい作業に決まっています。
無理に捨てることはしなくていいんです。
ご自分の気持ちの整理ができるまで、かなりの時間を要することは
当たり前のことです。
何かのきっかけで、向き合うことができる日が来るでしょう。
その日まで、焦らず、気持ちが落ち着くまで待っていいのです。
何年かかるか、それはお一人お一人違います。
これは残そう、これは手放そうと選別できる日が来るでしょう。
物理的にどうしても遺品整理が必要、しないといけない場合も
あります。
マンション等にお一人で住まわれていて、しかも賃貸だったら・・・・
それは大家さんにご迷惑をかけてしまうことになりますので、
遺品整理が必要になりますね。
一軒家に住まわれていて、その家を手放すことになったら・・・
整理をして、手放すことが必要ですね。
モノの片付け・整理は、使用年度(1年使っていないから・・・・)とか、
適量管理(これは標準保有数は何個だから何個まで・・・)とかで
決めれるものではありませんね。
それは人それぞれ、その人の価値観によって変わってきます。
一般的に使用年度、適量、という数字があっても、みんなにあてはまるわけでは
ありません。
自分の暮らしに合わせて自分ルールを決めたらいいでしょう。
自分の心、思考に合せた「遺品整理」「モノの片付け」をすることで、
自分らしい暮らし、人生を送りましょう。
無理をせずに、楽に・・・・・。