「タンスの肥やし」の意味は？

2013年8月24日

テーマ：片付け・整理収納　思考編

コラムカテゴリ：くらし

こんにちは
片付けコンサルタント＆ライフオーガナイザーの
宮崎　佐智子です。

クローゼットを「自分に似合う服」だけで
一杯にしたら、とても幸せなことで、エネルギースポットにもなりますね。

では逆に、クローゼットに「着ていない服」だらけだと
どうでしょうか？

毎日のコーディネートも楽しくないし、何より、
クローゼットを開けることすら、嫌になるのではないでしょうか。

よく、長年着ていない服がたくさんタンスに詰め込まれていると、
「タンスの肥やし」という表現をしたりしますが・・・。

そもそも「タンスの肥やし」と言葉の意味、ご存知でしょうか？

最近、皆さんが使われる「タンスの肥やし」は、
「不要なもの、無駄なもの」という意味でつかわれることが
多いようですが、本来の意味合いは違うようですよ。

娘が嫁いだ先で肩身の狭い思いをしない様に、
親は無理をしてでもタンスに一杯の着物を入れて
持たせた時代の「親心」
「辛いときはタンスの着物を出して初心を忘れず頑張りなさい。」
「生活が苦しい時は着物を売ってしのぎなさい。」
「タンスに詰まった着物は、娘の幸せを育てる為に、

親が持たせた肥やしです。」

という意味だそうです。

箪笥の中にある人生の肥やし・・・・
自分を輝かせてくれる「服」でいっぱいにして、
人生の肥やしにしたいものですね。

そして、タンスを、クローゼットを、エネルギースポットへと
していきましょう。