「卒育」高校卒業でひと段落
お子さんが自分で片づけのルールを決めることは、
人間関係力を養う土台。
人間関係力は、将来必要な大きな力ですね。
社会に出たらとての役立つ力、小さなうちから
片づけを通して、養っていきましょう。
お子さんに「片付けなさい」とついつい言ってしまいますね。
でも、子どもは決まって、「今やろうと思ってたとこ」とか
「わかっとーし!!いちいちうざい!!」と言ったりしませんか?
うざいはちょっとオーバーだったでしょうか(笑)
その「片付けなさい」というタイミング・・・どうでしょうか?
親の気分で言ってみたり、親の都合で言ったりしていませんか?
今日は、片づけは親ルールから子どもルールにしましょうという
お話です。
何をするにも、先に先に言われてしまったら・・・
子どももそのうち、言われてからすればいいし、と考えなくなって
しまいます。
与えられたことだけをやる、見通しを立てれない、考えない人
になってしまいがちですね。
「この学年は言われたことはきっちりするけど、それ以上のことはしない。
いい意味でいうとおとなしい従順なんだけど、
悪く言うと、向上心がない、探究心がない」と、息子が小学校、中学校の頃、
先生から、学年の特徴としてよく言われたことです。
では、どうしたら、自分で考え、行動ができるようになるか・・・・。
自分の使っているものを、
「どこで使っているのか」
「どこで脱いでいるのか」
「重いものは?軽いものは?どこに置いたら安全か」
「どこに置いたらスムーズに使えるか」
色々な角度から考えることをさせてみましょう。
くれぐれもお母様が、
「これはこっちでしょ」「そっちよりこっちが使いやすいでしょ」
などど口を出さずに、お子さんに考えさせてくださいね。
失敗してうまくいかなくてもいいんです。
うまくいかなかったら、「なんぜうまくいかなかったんだろう?」
と考えて、次はどうするか、を考えることが大事です。
うまくいかなかった方法を知ることができてよかった、と感じることが
大事です。
自分で置き場所を決めさせてくださいね。
元の場所がわかって戻せたら、大丈夫!!!
みんなが使うパブリックと自分だけのプライベートで、ルールが
違ってくると思います。
パブリックでは、自分のことだけでなく、家族への配慮が必要と
なってきますね。
例えば、ここにしまった置いたらお母さんが使う時楽だろう・・・とか、
こんな風に置いたらみんな探しやすいだろう・・・・とか。
共有のところとプライベートのところの使い分けの仕方でも
人間関係力が養われます。
お子さんを、自分ルールで、片付け上手へと変身させましょう。