親子の会話

宮﨑佐智子

宮﨑佐智子

テーマ:子育て

息子が中学の頃、私は広報委員長をしていて、広報誌の特集ページで、
「親子のコミュニケーション」について、取り上げたことがありました。

生徒・保護者の皆さんに、ご協力いただいて、アンケートを
取らせていただき、スクールカウンセラーの先生に、
お話を伺い記事にしました。

生徒で親とよく会話をする・・・が確か7割以上
保護者のアンケートでも、子どもとよく会話をする・・・7割以上
だったと記憶しています。
スクールカウンセラーの方にその結果を踏まえてご意見を
いただいた中で、(アンケートはもっとたくさんあり、全部を含めての
意見をいただきました。)
「会話があるから、話をよくするから、いい、というものでもない。
思春期独特の、経験をするかしないかは大事なことだから、
親はすべてを聞くのではなく、見守ることも時としては大事なこと。」
ということをおっしゃったのを覚えています。

思春期独特・・・ありますね。
私自身もそのころは、「親と話したくない」 「友達といるほうがいい」
「なんだかわからないけど、親がうっとうしい」とか経験あります。

昨夜、娘に用事があって電話したら、ゆっくり話し出して、
小学校中学校のことを言い出しました。

あの頃は、嫌で嫌でたまらなかったと。
小学校では、行きたくもない塾に行かされて(行かされて・・・・・すみません)
中学校では、理由はわからんけど、何でも嫌だった。
高校でやっと、少し落ち着いたかな。
今はママの気持ちもわかるし、ありがとうて気持ちでいられる。

あらららら・・・・小学校中学校、そんなにいやな思いをさせてたのか・・・・
「私がいけんかったね~。 私もやり場のない気持ちをぶつけてたところは
あったな・・・・悪かったなと思ってる。」

なんて、話し込んでしまいました。

自分の心がザワザワしていると、それをどこかにぶつけてしまう。
子育て中はまさしくそれでした。

最後に娘が「私たちってさ、ゆとり教育真っ只中やん。
それってすごく影響あると思うよ。 なんでもみんな一緒。
競争がない。注意というのが、怒られるという感覚てあるもんね~。」
なんて、教育論にまで発展してしまい、気づいたら、2時半でした。

山あり谷あり・・・・今では、何でも話せる友達みたいになれて、
嬉しく思うと同時に、小さいころ、娘に対してしてあげれなかったことの
「子育て」やり直し中でもあります。

いつもあなたの幸せを願っている母ですよ。
そんなことを思った深夜でした。

今日も素敵な一日をお過ごしください。

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宮﨑佐智子プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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