遠近レンズやアシストレンズなどで中心がズレていた場合どう感じる?
サングラスにはフルカラーとグラデーションカラーがあります。
今回は、このグラデーションのサングラスを選ぶ理由について
フルカラーとグラデーションカラー
サングラスにはフルカラーとグラデーションカラーがあり、
どちらも名前の通りとなっています。
フルカラーとは、レンズ全体が同じカラーになっていること、
グラデーションカラーとはレンズ上部から下部にかけて、
カラーが変化していること。
フルカラーとグラデーションカラーは既製品でもありますが、
メガネフレームに度入りのレンズにも入れることができます。
例えば、アリアーテカラーのトゥルーグレー15%の場合、
グラデーションでは、上端が15%濃度で下部に行くほど
薄くなり、下端で0%となります。
グラデーションカラーのメリット
グラデーションカラーのメリットとしては、
印象と、見やすさにあると思います。
フルカラーと違い、下部のカラーが薄くなっているため、
肌に対して、見た目がなじみやすくなっています。
また、見やすさという点に関しては、
下部が透明に近くなっているため、
スマホや足下を見る際に、見えやすくなっています。
これは濃いサングラスの場合、特に有効と思います。
ダブルカラーは可能か?
グラデーションカラーの一種になるかはわかりませんが、
ダブルカラーというものがあります。
ダブルカラーはレンズ上部と下部で
色が異なるカラーレンズのことです。
ダブルカラーはレンズメーカーによって、
受け付けていないところもあるため、
レンズメーカーにこだわらなければ可能です。
店舗でレンズの染色しない?
レンズの染色は、昔は多くの専門店が実施していましたが、
現在ではほとんどないかと思います。
理由は、量販店の台頭以降、技術をもった専門店が減少し、
染色できる店舗が少なくなったこと、それに伴い、
染料が小売りされなくなったことにあると思います。
小売店では、ドラム缶で染料を購入しても、使い切ることはできないし、
価格的にも上がってしまいます。
また、店舗で染める場合、ノンコートレンズを使用し、
後でコーティングすることがでないため、傷が付きやすいというデメリットがあります。
既製品には、ノンコートやハードコートのみのサングラスも多いため、
それと比較した場合は、自由に染色できるというメリットはあるものの、
コーティング技術が向上した現在では、工場にて染色した方が、
メリットが大きくなっていると思います。
まとめ
サングラスのグラデーションカラーの役割は
①肌になじみやすい
②手元や足下が見やすい
グラデーションカラーやダブルカラーの要望がある方は、
行きつけの眼鏡店にて相談すると対応してもらえると思います。
次は、『金メッキと金張りの違い』について