初期のプラスチックレンズCR39
メガネとコンタクト、どちらも有効な視力補正器です。
ただ、どちらを選んでも、メリット・デメリットは存在します。
それぞれのメリット・デメリットは?
メガネのメリットは『レンズが眼から離れていること』、デメリットも『レンズが眼から離れていること』。
コンタクトのメリットは『眼にくっついていること』、デメリットも『眼にくっついていること』。
この言葉を聞くと、大抵の人は『?』となります。
言葉遊びに近いですが、この言葉に尽きるのではないかと思います。
レンズと眼の距離
レンズと眼が離れていると、『ユレ・歪み・収差が出てくる』『近視用レンズでは物が小さく、遠視用では物が大きく見える』『プリズムが出ることがある』『はっきり見える視界が狭くなる』などの問題があります。
逆に、くっついていると、ユレ・歪みがなく、視界も広くなります。
さらに、ハードコンタクトであれば、例外もありますが、乱視も消えます。
メガネとコンタクトの両方を使ったことがある人は、眼にくっついているコンタクトの方が、メガネよりはっきり見えると感じるのではないでしょうか?
コンタクトの方がメリット大きい?
メガネレンズもかなり設計が良くなってきており、上位レンズになると、ユレ・歪みもかなり少なくなってきています。
それでも、メガネという特性上、見え方という点に関しては、コンタクトの方が良いはずです。
ただし、人体に対する影響については、メガネの方が圧倒的に良いと思います。
これはメガネが一般医療機器、コンタクトが高度管理医療機器に分類されることからも推測できると思います。
まとめ
メガネもコンタクトも一長一短で、使い分けが必要。
コンタクトは適正に使えば、かなり有効な補正器具だけど、不適切な取り扱いは人体に影響がでる。
メガネもきちんと調整しないと、影響がでることがあるので、定期的に調整を。
次回は、『コンタクトの不適切な取扱いによる影響』について