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浴槽周りの掃除の方法

川端伸二

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テーマ:【浴室】お風呂の掃除

エプロン内の掃除で悪臭を解消

浴室を開けるとカビ臭い、そんな時は、浴槽のまわりの見えない部分にカビが生えているのかもしれません。

最近の浴槽は、エプロンと呼ばれる外側のカバーを取り外しできるようになっています。取り外し方は商品により異なりますが、一般的には、エプロンを持ち上げながら手前に引くタイプが多いです。長い間開けたことがなければ、そこは汚れとカビの温床となっている可能性がありますので要チェックです。

浴槽周りのお掃除の手順

●まずは取り外す前にエプロンの外側を洗いましょう。中性洗剤をスプレーし、しばらく置いてからスポンジやブラシなどで湯垢・石けんカスをこすって落とします。
軽い汚れであれば重曹で落とすこともできます。がんこな石けんカスは、浴室用クリームクレンザーでこすって落としましょう。

●取扱い説明書に従いエプロンを開け、エプロンの裏側を洗います。カビが付着している場合はカビ取りスプレーを使用しましょう。カビ取りスプレーを使用するときは、窓を開けたり換気扇を回したり、換気に気をつけましょう。

●浴槽の下や壁に洗剤をスプレーし、数分置き、柄付きのスポンジなどでこすって落とします。またカビの生えているところには、カビ取り剤をスプレーし、数分置いたあと、きれいに洗い流しましょう。浴槽と床や壁の隙間はとても狭く、ご家庭で行う場合、お掃除は届く範囲に限定されますが、ここには髪の毛やゴミが溜まっていることがあります。バケツなどで勢いよく水を流し込み、堆積したゴミを流し出しましょう。

●排水口のトラップカバーを取り外し、目皿のゴミや汚れを除去しましょう。この時、ゴミを直接流してしまうと、排水管が詰まる恐れがありますので、流さずに取り除いてください。

●エプロンを開けたままの状態で乾燥させ、カビの再発を防ぎましょう。
●取り外したエプロンをセットして終了です。

汚れがひどい場合は業者への依頼をおすすめ

以上のような流れで、エプロン内の掃除を行うわけですが、この作業を完璧に行うのは、一般のご家庭では至難の業ですし、浴室のシャワーの水流では十分に行うことができません。

長い間エプロンを開けたことがない場合は、かなりの汚れやカビが発生している可能性がありますので、プロの業者に依頼することをご検討されてみてはいかがでしょうか。

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川端伸二
専門家

川端伸二(建築家)

株式会社 ジェイ・テック

長年培った清掃のプロの目で、デザイン性と掃除のしやすさのバランスを考えたリフォームを提案。リフォーム後も、洗剤選びや掃除の仕方などのサポートが充実し、アフターフォローも安心。

川端伸二プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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