お風呂の床の掃除の方法
毎日のお手入れと定期的なお手入れ
お風呂の悪臭を断つためには、原因となる場所をピンポイントでお掃除することが必要です。
特に下水のような悪臭を発する排水口の汚れ、カビ臭さの原因であるエプロン内部の浴槽まわり。普段あまり行うことのないこの2カ所のお掃除は、少し時間と手間がかかりますが、とても重要です。
具体的なやり方は、
今後のコラム「浴槽周りの掃除の方法」「お風呂の排水溝の掃除の方法」で詳しくお話ししますのでご参考ください。
私たちの汗や皮脂は、お風呂のこもったような臭いの原因となるため、毎日のお掃除は欠かせません。とはいうものの、浴室まるごとお掃除となると大変です。
浴槽、壁、床などの基本的なお掃除を毎日行うと、こもったような臭いは解消できます。あとは天井、ドア、お風呂のフタ、照明、換気扇、排水口、鏡などのアクセサリーを、定期的にお手入れしましょう。エプロン内部のお掃除も、半年に一度を目安に行うことをおすすめします。
お風呂の洗剤とその特徴
お掃除の前に洗剤と道具をご紹介します。
●市販の浴室用中性洗剤
浴室つく汚れに対して、有効な成分が配合されています。毎日のお掃除に便利です。
●重曹
水溶液はアルカリ性なので酸性の汚れを落とします。洗浄力に加えて消臭効果も期待できます。粒子が細かいのでクレンザーとしての役割も果たします。
●クエン酸
水溶液は酸性なのでアルカリ性の汚れを落とします。
●市販の浴室用クリームクレンザー
微粒子の研磨剤が入っています。頑固な汚れに使用しますが、こすりすぎると傷がつきますので要注意です。磨いては水をかける、これを繰り返してください。
●市販のカビ取りスプレー
カビを分解して取り除きます。長時間放置すると変色する可能性がありますので注意してください。
お風呂掃除に使う道具
●ゴム手袋
肌荒れやケガの防止になります。
●スポンジ
ウレタンフォームなど、やわらかいものをおすすめします。メラミンスポンジもあれば便利です。
●柄つきスポンジ
天井や壁など、手の届かないところのお掃除に便利です。
●布
ぞうきんや使い古したタオルなど。
●歯ブラシ
使い古して毛先が広がっているもの。
●床用ブラシ
樹脂製の先割れ加工のもの。
お掃除をする時は窓を開ける、または換気扇を回すなどして、換気を良くしておきましょう。
どの洗剤も、使用後は洗い流しておかなければ変色や変質の原因となります。スポンジやブラシは雑菌が繁殖しますので、使用後は洗って乾かしておきましょう。
また普段からこまめに換気を良くして浴室内をしっかりと乾燥されることを心掛け、カビの発生を防ぐことも大切です。