消してはいけない想い出のキズありますか?

テーマ:メンテナンス事例

ブルガリ・ポリッシュ

想い出のキズはそのままで・・・

人間の腕は絶えず働いていますので、腕時計の環境は想像以上に過酷な場合があります。
壁に擦ってしまって出来たキズとか キズの原因は様々ですが、人生を共に生きる腕時計の場合、そのキズさえ愛おしく感じられることがあるようです。
「みんな(お客様)の声」でもご紹介させていただきましたが
形見分けの品ですので、なるべく目立つ部分(金属バンド部や本体ケース、べゼル、ガラス面、裏ブタ等)は別物と交換せずそのまま使用する形で修理していただければ・・・
というご依頼もあります。

「キズは無い方がいい」という場合は研磨(ポリッシュ)という手もあります

ブルガリ・ポリッシュ2
突発的な事故などで 思いもかけない大きなキズがついてしまった場合のキズはやはり出来るだけ取り除きたい!
という場合はポリッシュ(磨き)をします。
時計ケースやバンドの材質が18金やステンレスの場合は磨きが可能です。深い打痕は取れない場合もありますし、シャープなデザインの時計でしたら シャープさが若干損なわれることもありますが、かなりキレイになります。 
ポリッシュ後の写真がこちらです⇓
ブアルガリポリッシュアフター1
あわせてガラス交換もさせていただいました。
(ブルガリ純正ガラスではありません)
ブアルガリポリッシュアフター2
見違えるほどキレイになりました

ブルガリ・ソロテンポ:ポリッシュ¥25,500 電池交換¥2,000 ミネラルガラス別作交換¥7,500

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衞藤憲太郎
専門家

衞藤憲太郎(時計修理技能士)

株式会社ハナブサ

時計の寿命を延ばすビフォーケア(事前のケア)として「分解掃除を伴わない時計クリーニング」を提唱し10年。壊れていない時計のメンテナンスまで受付出来るのは、しっかりとした修理技術の裏付けと豊富な経験値が

衞藤憲太郎プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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