和風のデザインで仕上げました 【エッチング ガラス ドア用】
バタバタする毎日で、油断していたらもう6月も終わろうとしています。
4月初めごろに秋の七草のラフデザインを描いて、それから少しずつ原稿を修正して、
3回くらいレイアウトを変えてバランスを直して描き直し、
OKを頂いてからエッチング用に清書を始め、
6月に入ってようやくガラスにカッティングシートを貼り、
チマチマ切り出しエッチング作業に入りました。
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ラフスケッチ。
これでは彫ることは出来ないので、きっちり描き直さないといけません。
やっとエッチングも最終段階で、こんな感じに彫り進んでおります↓
秋の七草なので華やかさはないのですが、すべての茎や葉っぱがキレイに繋がっていないといけません。
絵画ならばぼかしてフェードアウト出来ますが、エッチングは繋がってないと目立ってしまいます。
(上手にぼかしてフェードアウト出来る方もいらっしゃるかも知れませんが)
これから細部を仕上げます。
それから薬品処理(腐食加工)で仕上げます。
薬品処理で仕上げることで、スリ硝子状態の粉を吹いたような白い部分が、しっとりとした半透明状態に変化します。
手あかがつかない、指紋が付かない、汚れが簡単に落ちるマジックみたいな仕上がりになります。
油を使う飲食店などに最適な仕上方法です。
完成したらまたUPします。