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トレーナーの9割が間違っている、「スクワット」の本当のやり方

2021年9月22日

テーマ:ダイエット

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: 脚やせ 筋トレ美脚ダイエット 運動

 こんにちは(^^)
 福岡市で、「体質」に合わせた、運動指導をしているパーソナルトレーナーの原田です!

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【ほとんどの方が知らない、スクワットの正しいやり方】


スクワットって、誰もがやったことあると思います。
このスクワットは、やり方を間違えると大変危険です。
実は、トレーナーの9割が知らない、間違っていると言っても過言ではない、スクワットを指導していることが多々あります。
正しいスクワットの方法を動画で解説しています。


※他のトレーニングもやり方を間違えると危険ですが、キングオブトレーニングのスクワットに今回は焦点を当てます!

【筋トレの王様!スクワット】

 スクワットは、誰もが一度はやった事があるのではないでしょうか?
広く知られているため、様々なやり方や解説があって、混乱されている方も多いと思います。
スクワットは、「全身運動」とも言われていますが、これは少し雑な説明です。
全身を鍛えていると誤解されるからです。さすがに、スクワット中に腕は鍛えられません。決して万能と言うわけではないんですね。
但し、「下半身」を鍛えるエクササイズの中では、非常に良い筋トレです。
〈主に鍛えられる筋肉〉
・大殿筋(お尻)
・大腿四頭筋(太もも前)

【スクワットをなぜするのか?】

 スクワットは、何のためにするのでしょうか?
スクワットは、「歩くため」に行います。
人間の3大運動
・呼吸
・咀嚼
・歩行
の1つ、「歩行」に関係してきます。
スクワットは、多くの筋肉を一度に使いますので、優れた筋トレだと言えます。

【スクワットの効果】

①下半身の強化
②美尻
③バランス力UP
④冷え性改善
⑤筋量UP
⑥歩きやすくなる
など、スクワットをすると様々なメリットが得られます。

【スクワットの危険性】

そんなに良い事だらけのスクワットですが、やり方を間違えると危険です。

①バーベルを担ぐ危険性




スクワットをする際に、バーベルを担ぐことがあります。
ここに、危険があります。
それは「背骨を圧迫してしまう」事です。
バーベルを担ぐと、背骨に負担がかかり、椎間板や骨自体にダメージを蓄積します。
知らずのうちに骨折していた、なんてことも起きます。
将来、背骨が曲がったり、ヘルニア、狭窄症などを誘発する恐れがあるので、担ぐのはやめましょう。

②肩関節と股関節のヘンテコリンな運動パターン

こういうスクワットしてませんか?



これは、不思議なスクワットです。
なぜなら、肩関節と股関節の運動パターンが違うからです。
歩く時をイメージしてください。
右足を前に出した時、右手はどうなってますか?
後ろに振ってますよね。

ちょっと解剖学が入りますが、
右足を前に出すことは、股関節を屈曲(曲げる)して、
右の腕は後ろへ、つまり右肩が、伸展(後ろに伸びる)しています。
これが、肩関節と股関節の運動パターンです。
上の写真のスクワットは
そのパターンを無視して、逆パターンを覚えこませています。
これをやって良い人は
●手と足を一緒に出す歩き方がしたい人
●スクワットが人生の目的の人

 そもそも、スクワットは「歩くため」のトレーニングです!
歩くのを楽にしてくれるトレーニングなのに、逆に壊してどうするの?って感じです。

【③脚幅が狭すぎる】

脚の幅は、基本「ワイドスタンス」で行います。
腰幅、肩幅くらいでは狭すぎます。
肩幅、1.3倍程度で、スクワットをしましょう。

 

危険性を回避するためのスクワット方法

①バーベルを担ぐのをやめて、「バー」を担ぐ。

バーベルとバーは違います。
バーベルとは、端に重りがついたものです。
バーは、棒だけ。
べつに、掃除用のモップでも良いと思います。
バーを担ぐメリットは、姿勢作りに役立ちますので、有効です。




②股関節と肩関節の運動パターンを正しくする

YouTube動画に、トレーナーの9割が知らない、正しいスクワット方法をアップしています。
是非ご覧ください!





③レッグプレスをする
レッグプレスなら、脊椎にかかる負担や連動の破綻などは起きにくく、非常に効果のあるトレーニングが可能です。
もちろん、ワイドスタンスに脚幅を設定してください。




 ちなみに、「膝がつま先よりも前に出てはいけない!」は、ケースバイケースです!
そもそも、膝がつま先より前に出ずには、立てません(笑)
椅子に座って、実験してみてくださいね。

 以上、今回はスクワットに関するコラムでした。
他にも、いろんな筋トレ、ダイエット情報を発信していますので、良ければYouTubeなど遊びに来ていただけると幸いです。

この記事を書いたプロ

原田大輔

ダイエットとボディメイクのプロ

原田大輔(D-FIT)

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