子どもとの面会交流/女性弁護士による法律相談・福岡

2013年7月30日公開 / 2014年3月18日更新

テーマ：離婚・面会交流

コラムカテゴリ：法律関連

Gさんのご相談
「半年前，些細なことからケンカをし，妻が保育園年長組の長男を連れて実家に帰ってしまいました。
最初は，2週間に一度，私が妻の実家に迎えに行く形で，長男と会うことが出来ていたのですが，
3か月前から，妻が会わせたくないと言い出し，電話やメールなどにも応じてくれなくなりました。
私が，妻の実家に迎えに行っても，長男の顔さえ見せてくれません。
とにかく，子どもに会いたいのです。
どんな方法がありますか。」
離れて住む親が，未成年の子どもと会って，話したり，遊んだりすることを面会交流といいます。
家庭裁判所では，
非監護親（一緒に住んでいない親）に子どもと面会交流をする権利が認められることを前提として，
面会交流の調停や審判の制度が用意されています。
Gさんは，家庭裁判所に面会交流調停の申立をすることができます。
調停（＝話し合い）で解決できず，調停が成立しない場合には，
審判（家庭裁判所の裁判官が決定を出すこと）に移行することになります。
詳しいことは，弁護士にお尋ねください。

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