「求められる管理職像の変化や管理職の課題」
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。連日のパリオリンピック。日本選手の活躍が頼もしいですね。残念な結果の場合もありますが、相当なプレッシャーの中での戦い。最後は胸を張って帰ってきてほしいです。SNSで誹謗中傷が出ているニュースも目にしますが、それぞれの正義があり、一概には言えませんが、自分の欲求を満たすための正義は考えなければいけません。
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当社では、倫理研究所が発行している「職場の教養」を使って社員教育を行っていますが、先日、コブラ効果の話が載っていました。コブラ効果とは、問題を解決しようとしてある仕組みを導入したにもかかわらず、意図しないことが現れる。事態が悪化する、改善されないことを指します。(意図せざる効果)
会社においても新たな仕組みやルールを導入しても目的が浸透せず、形骸化されてしまう、逆効果となることはよくあります。また目標管理や人事評価制度でも同じような現象が起きることがあります。成果に応じて報酬を支払う仕組みを導入する。皆頑張って成果を出すことで本人も会社もhappyになる。きっと目標に向かって頑張るだろうと思っていたところ、高い目標だと達成度が低くなるため、皆が低い目標を作り、達成度を高めた。結果として達成度は上がったが、前よりも業績は下がってしまった。報酬は大事なモチベーションの一つですが、仕事の目的ややりがいなどから逸脱してしまうとこのような結果に陥ることがあります。
新しい仕組みやルールを導入する際には目的の浸透は必要不可欠です。そしてこれらは繰り返し伝えていく必要があります。人は良くも悪くも都合の良いように解釈する。何のために、、、目的の共有、そして目的を達成するための手段の導入がコブラ効果とならないよう、検証しながら定着させることが必要ですね。
【編集後記】
サッカー男子の日本代表が決勝トーナメントに進出しました。相手は優勝候補のスペイン。8月2日24時キックオフです。寝不足になりそうです。