社会保険適用拡大に関する誤解
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。6月も中盤を過ぎ、パリオリンピック開幕まで残り1か月余りとなりました。野球やソフトボールがないのが残念ですが、バレーやゴルフなど続々と代表者が決まっています。男子サッカーの初戦は7月25日パラグアイ戦。こちらも楽しみですね。
採用活動の過程に「面接」がありますが、キャリア採用においては「カジュアル面談」を行っている会社が3社に1社と傾向が高まっていると株式会社学情が発表しました。
カジュアル面談とは、企業と参加者がリラックスしながら対話を行い、参加者が応募に進むかどうかを確定するために行われるものです。場合によっては、通常の面接がカジュアル面談であるということもあります。売り手市場の中、企業とすれば、興味がある方がカジュアル面談をしたいと申し出て頂ければまずは、自社を知ってもらうために有効な手段となります。参加者にとっても、雰囲気がわからない、どのような社風や社員の方がいるのかわからない、応募前に判断したいという場合に有効です。カジュアル面談が増えているなと言うのは納得できる結果です。
カジュアル面談に期待する効果として一番多いのは、やはり「ミスマッチ防止」。せっかく面接を経て入社したのに思ったのと違うと判断されたのであればお互いによくありません。そのための大事なプロセスの一つ。その他は、志望意欲の醸成や応募者を増やすという効果もあります。すでに導入している企業もあるかと思いますが、今後増えてくるのではないでしょうか。
【編集後記】
男子バスケ、バレー、体操、柔道など試合日のチェックも近くなったら忘れずに。