オリンピックが終わって、、、
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。先日、福井も桜が開花しました。今週末はいい見頃となりそうです。「さくら」の言葉の由来を聞いて、へえっと思うことがあったので紹介しますね。「さくら」という言葉の語源は稲作と関係していると言われています。 農耕の神様を意味する「さ」という言葉に、神様の居場所を意味する「御座(みくら)」の「くら」が合わさって「さくら」になったという説です。お花見は桜にお供えをするという意味があるようです。足羽神社の宮司さんに教えていただきました。勉強になりますね^^
日経新聞に面白い記事が紹介されていました。ハードワークを掲げる元日本電産のニデックの永守会長は、「ハードワークで勝つまでやる。ワークライフバランスなんて言ってると戦いに負ける」と語っています。この言葉は有名な話で、色々なところで耳にします。ハードワーク、いわゆる長時間労働のことを指す場合が多いですが、長時間労働でもやりがいがあれば社員の満足度や会社の業績は向上するという考えはもう古いのでしょうか。
日本経済新聞は、国内最大級の会社情報の口コミサイトにある社員らの投稿を分析し、上場企業約2300社の労働環境と業績を調べ人工知能(AI)で数値化し、働きやすさは高いが、働きがいは低い企業を「ホワイト」。働きやすさは低いが、働きがいは高い企業を「モーレツ」、両方とも低い企業を「ブラック」、両方とも高い企業を「プラチナ」と分類しました。プラチナ企業を目指すところではありますが、ホワイト企業とモーレツ企業の業績を比べると、ホワイト企業の負けという結果となったようです。記事によると、2022年度までの10年間の売上高の増加(スコア上位100社)はモーレツが年平均6.6%とホワイトを2ポイント上回る。PBR(株価純資産倍率)も同2.5倍とホワイトの2.3倍より高かったようです。(画像は日経新聞より引用)もちろん、数字で表れない部分もあるため一概に言えないですが、ホワイトの定義として働きがいがどの程度低いというのかもありますね。
世の中の動きとして賃上げの動きも当然ありますが、賃上げだけではない、働きがいをどう持つか。働きがいは、目的意識や上司の働き方にも影響があります。働きがいを高める。そのために何をしているか。経営者として、リーダーとして常に意識すべき内容ですね。日本経済新聞社がこのような分析をするというのが何より興味深かったです。やりがいは社員満足ではなく、エンゲージメント向上や承認欲求で満たされる。
【編集後記】
今週末は会社でお花見です。見頃の予報なので、楽しみですね。