ニトリのリーダー論 5
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。この度、大雨の被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。最近、線状降水帯という言葉を聞くことが増えてきました。線状降水帯とは、次々と発生する積乱雲が列をなし、同じ場所を通過または停滞することで、線状に伸びた地域に大雨を降らせるものとされています。適度な雨は必要ですが、災害級となると非常に困りますね。
人事評価制度を導入しようと思うんだけど、どうしたらよいかわからない。このようなご相談を頂くことがあります。人事評価制度を導入したいと考える経営者の方は多いですが、そもそも人事評価制度は必要なのでしょうか。
「人事評価制度は必要ない」
「人事評価制度は必要だ」
どちらの答えもあります。それぞれ言い分があり、どちらが正しいのかはケースバイケースです。組織規模がそんなに大きくなく、経営者がすべての社員の行動を把握でき、都度必要なことを伝えているのであれば、人事評価制度は必要ないかもしれません。しかし、人数が増えてくるにつれ、経営者の考えが伝わらない、社員の頑張りや目指すべき姿を指し示せない、昇給にいつも頭を悩ませているということであれば、人事評価制度が会社成長のひとつのカギとなります。人事評価制度は、
・社員の成長のためのキャリアパスであること
・等級や役割が明確であること
・社員自身が現状を把握し、進むべき道を決めるものであること
・上司が育成のための指針にすべきものであること
・フィードバックを行うものであること
・行動や成果によって自分の給与・賞与が見えるものであること
など、人事評価制度にはいくつかの目的があります。先日もお客様から、「成長したいけど、どうしたら給与が上がるのか見えない。会社のビジョンだけではなく、足元の教育や給与にも触れて欲しい。」という社員の声が上がったようです。経営者とすると言われて苦しい反面、嬉しい声ですよね。社員からどうすれば給与が上がるのかを教えて欲しいと言ってきているのですから。その時に説明できる「キャリアパス」、スキル目標を示した「評価シート」、「賃金テーブル」があると経営者と社員がお互いにハッピーとなります。ぜひ人事評価制度の導入、見直しをしたい場合には当社の【ミライズ】をご活用ください。上記のお悩みに解決できる中小企業向けの人事評価制度ツールです。社員のスキルアップや定着にも役立ちます!
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シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社
北出慎吾
【編集後記】
線状降水帯が発生すると川の氾濫や洪水など大きな被害に見舞われます。1時間に100ミリの大雨って車のワイパーを動かしても全然追いつかない状態ですね。そりゃ、、車の運転も危険です。