新入社員意識調査2022
おはようございます。いよいよ今週末は大リーグエンゼルスの大谷翔平選手がMVPになるかどうか運命の日が訪れます。
全然関係がないのに、なぜかドキドキしている福井の社会保険労務士 北出慎吾です。二刀流で大活躍した大谷選手。ぜひともMVPを獲得し盛り上がって欲しいですね。
厚生労働省は、就労条件総合調査により、2020年の年次有給休暇の平均取得率が56.6%で過去最高だったと発表しました。
前年から0.3ポイント上昇し、労働者一人当たりの平均取得日数は10.1日でした。有給休暇の義務化が進み、取得に関しては年々とりやすくなっていると思いますが、取得率を産業別にみると、「電気・ガス・熱供給・水道業」が 73.3%と最も高く、「宿泊業、飲食サービス業」が 45.0%と最も低くなっています。
以下、主な産業別の取得率
・建設業 53.2%
・製造業 61.6%
・電気・ガス・熱供給・水道業 73.3%
・情報通信業 65.1%
・運輸業、郵便業 55.1%
・卸売業、小売業 48.6%
・金融業、保険業 57.3%
・不動産業、物品賃貸業 58.3%
・学術研究、専門・技術サービス業 58.3%
・宿泊業、飲食サービス業 45.0%
・生活関連サービス業、娯楽業 51.9%
・教育、学習支援業 48.6%
・医療、福祉業 58.0%
・総合サービス業 47.7%
また、有給休暇を推進するために「計画的付与」(労使協定を結び、事前にこの日を有給とする制度)を導入している企業の割合は46.2%でした。
また、計画的付与日数階級別にみると、「5~6日」が69.1%と最も高くなっています。
また、2020年1年間の年間休日総数の1企業平均は110.5 日、労働者1人平均は 116.1 日となっており、有給休暇と合わせると、年間の休日・休暇は120日を超える形となりますね。
ちなみに、1企業平均年間休日総数を企業規模別にみると、
・「1,000 人以上」・・・116.8日
・「300~999人」・・・115.2日
・「100~299 人」・・・112.9日
・「30~99 人」・・・ 109.0 日
でした。給与よりも休みが大事と考える労働者の方も増えてきましたので、この数値を意識しながら働きやすい、、また休んでも他に影響が出ない、生産性が
向上する状態にしていきたいですね。
最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
【編集後記】
大谷選手の2021年における1年間の経済効果を試算した結果、約240億1674万円(関西大学宮本教授)だそうです。
これでMVPを獲ると更に上がりそうですね。