自立型人材とは！
ドラクエ11が発売され、話題を呼んでいます。
（ゲームをしない方はすみません。）
我が家にもあります。ドラクエ11。
昔はドラクエやるために、学校を休む人もいました。
いつの間にかレベルを上げて強くなっていた（笑）
そんななか、先日ドラクエをするために有給休暇を申請する
ということが話題となりました。
ドラクエをするために有給？
「考えられない！」という声もありますが、
有給休暇は労働者の権利。
法律上はどんな使い方でも結構です。
但し、有給休暇をとるということはその方の仕事は
他の誰かが変わりに行うということなので
それなりの配慮は必要です。
「有給休暇で休むから、あとお願いね。」
ではあまりにも配慮がありません。
有給休暇をとるために自分自身ができることは
どういうことなのかしっかりと考えておく。
もちろん、急なことなどもありますから
全部が全部というのは難しいですけどね。
ある会社では、
有給休暇の申請を自由に認めていました。
社長は、有給休暇の理由を悪気なく聞いて、アットホームな
雰囲気を作っていました。
例えば、
社長：「今週の有給休暇、大事な用事なんだ？」
労働者：「はい、父が入院するため、付き添いで行きたいんです。」
社長：「そうか、それは大変だね。
では、これお見舞金持って行って。」
労働者：「いえいえ、そんなに大したことないので、結構です。」
社長：「いやいや、いいよ。働くことができるのは家族の支えが
あるからだよ。持って行って。お父さんによろしく。」
こういうやり取りがこの会社では続いていました。
他の労働者の方も長期の有給休暇をとるときには、
社長に理由を伝えて、社長も理由を聞くことに対しては
そんなに大げさに考えていませんでした。
しかし、ある労働者が入社し、事態は一変しました。
半年ほど経った頃、その労働者が有給申請をしてきたのです。
有給休暇の権利はすでに発生しているので、いつもどおり
社長が「了解！で、どこか行くの？」
と聞くと
「なぜ、そんなことを社長に伝えなければならないのですか？
有給休暇に理由はいらないはずです。」
と大きな声で主張してきたのです。
社長も周りの労働者もびっくりして、
「いや別にいいけど、なんでそんなにムキになるんだろ・・・」
と何とも後味の悪い雰囲気となりました。
これを機に有給休暇の理由をその労働者に聞くことはなくなりました。
労働者からすれば、理由なく有給休暇は取れる。
だから理由など必要ない。プライベートなことだから。
これ正当です。
社長からすると、有給休暇の理由を基にコミュニケーションを図りたい。
今までもそうしてきた。
これもわかります。
法律上 理由は必要ないから、、、
確かにそうかもしれません。
ただ、お互いに気持ちよく働く、休みをとる。
そのためにどうすべきかは決めておいたほうがいいですね。
これについては賛否両論あると思いますが、
何が正解か。
正解などはありません。
わが社ではどうすべきかを決めることです。
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