自立型人材とは！
先日の新入社員研修時にお伝えしたことの中で、
「知っていること」
「思っていること」
「実践すること」
この3つを一致させることが重要と話をしました。
例えば、困った人がいたら助けるというのは大多数の方が知っています。
バスや電車で年配の方が乗ってきたら席を譲ろうと大多数の方は思って
います。
では、実際にそのような場面に出くわしたときどうするか。
知っていることと思っていること、実践することは一致しますか？出来ますか？
これを実践するのが人として大事なこと。
頭でっかちではなく、学校や会社、社会で学んだことを実践することが社会人
なんだと伝えました。
通勤時、
「そういえば、新入社員研修でこのようなことを伝えたなあ」と思い返していた朝。
ちょうど私自身が実践する場面があったのです。
朝のゴミ出しの日。
いつも通り、ゴミ出しを行っていたところ燃えないゴミを両手で抱えているおばあちゃんが
道路をヨロヨロと歩いてきました。
「あっ大変そうだな」と内心思ったとき、
研修で自分が言った一言が脳裏をよぎったのです。
「知っていること」
「思っていること」
「実践すること」
早速、おばあちゃんが両手で抱えているごみを集積ボックスに入れる
お手伝いをしました。
おばあちゃんは、
「あんちゃんのスーツ汚れるからいいよ。申し訳ない。申し訳ない。」
としきりに謝っていましたが、近所付き合い、自然の成り行きで
こういうことを自然にできる大人になりたいなと改めて感じました。
それと同時に言葉は言霊だなあと。
言った自分が当たり前のように実践する。
これが人として成長することなんだと何ともすがすがしい朝でした。
社員の成長が会社の成長
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