自立型人材とは!
中小企業にとって人材育成や人の採用・定着は重要な課題です。
そんな中、人材育成、定着、評価を導入する企業に助成金を支給するものがあります。
それが平成28年4月にバージョンアップした「キャリア形成推進助成金」です。
この助成金は、会社が評価制度や教育制度を導入したり、社員教育、職業訓練の計画を
立て、教育訓練を実施した場合、また、訓練に投じた費用と訓練に参加した社員の賃金の
一部を国から助成されるというものです。なんと最大500万円!!
企業にとっては限られた経営資源の中で制度作りや社員教育を実施するので、費用の一部を
国が負担してくれるメリットは大きいです。
「正社員に研修を行いたいが、研修費の助成金はないの? 」
「社内検定制度を作りたいけど、助成金ってないの?」
という会社におすすめの助成金です。
研修内容にもよりますが、該当する研修もたくさんありますので実質、研修費用が1/3、1/2で
受けることが可能です。(もちろん、研修費や制度作りに関する費用は別途必要です)
ザクッとこの制度を説明しますと、
【制度導入】
○教育訓練・職業能力評価制度
従業員に対する教育訓練か職業能力評価を、ジョブ・カードを活用し計画的 に行う制度を
導入し、適用した場合に助成(50万円)
○セルフ・キャリアドック制度
一定の要件を満たしたセルフ・キャリアドック制度を導入し、適用した場合に助成(50万円)
※セルフキャリアドックとは、、、
職業人生を通じて、職務能力やキャリアの点検、見直しをする制度
○技能検定合格報奨金制度
技能検定に合格した従業員に報奨金を支給する制度を導入し、適用した場合に助成(50万円)
○教育訓練休暇等制度
教育訓練休暇制度又は教育訓練短時間勤務制度を導入し、適用した場合に助成(50万円)
○社内検定制度
社内検定制度を導入し、実施した場合に助成(50万円)
【訓練導入】
○重点訓練コース(代表的なもの)
●若年人材育成(雇用締結5年未満35歳未満)
研修助成:20時間以上 100時間未満の訓練 1/2 …15万円
賃金助成:800円
●育休中・復職後等人材育成訓練(育児休業中の訓練、復職後1年以内)
研修助成:10時間以上 100時間未満の訓練 2/3 …15万円
賃金助成:800円
○一般訓練コース
研修助成:20時間以上 100時間未満の訓練 1/3…7万円
賃金助成:400円
人材育成を進めたい、制度を導入して社員のレベルアップ、
会社の体制を強化したいとお考えの方はぜひとも
ご活用くださいませ。
その他、有期雇用で雇った人を正社員に転換すると60万円
受給できるキャリアアップ助成金もあります。
助成金情報、ご連絡いただければ、詳細のご説明を
行いますので、お気軽にどうぞ。