事業計画で補助金を活用する

北出慎吾

北出慎吾

おはようございます。

無性にBBQをしたいなあと思っている

福井の人事コンサルタント・社会保険労務士の北出です。

天気がいいと外でBBQしたくなりますよね。

外で食べるお肉、野菜、その他もろもろうまいっす。

メルマガで書くと、頭がBBQでいっぱいです(笑)

さて、それでは、今回もお役にたてるノウハウ情報提供いたします。

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  事業計画で補助金を活用する
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最近、助成金・補助金の相談が増えています。

創業者や第二創業者の方には、

200万円(経費の2/3)が補助される創業補助金があります。

こちら

http://www.fisc.jp/archives/cat3/post_484.html

この補助金は、主に中小企業が対象(個人事業含む)

ですが、新たに創業(第二創業を含む)し、今までと

違う新たな取り組みや人を雇う場合に活用できるものです。


対象となる経費には、

・人件費
・店舗等借入費
・設備費
・広報費
・旅費
・外部委託費

ですので、今から創業したい、新たに会社を作りたい、

また先代から事業を引き継ぎ新たな事業を行いたいと

考えている方にはぜひお勧めです。



これらの補助金を活用しようと思う時に絶対欠かせないのは、

事業計画(経営計画)です。

補助金は国や県のお金(税金)を使うわけですので、

明確な事業計画があり、この事業なら補助金を使って

ぜひ地域を盛り上げて欲しい、新たな需要を生み出してほしい、

雇用を創出してほしいということが大事なわけです。

ポイントはいくつかありますが、

例えば次のようなことです。

1.事業の独創性

技術やノウハウ、アイディアに基づき、ターゲットとする顧客や

市場にとって新たな価値を生み出す商品、サービス、又はそれらの

提供方法を有する事業を自ら編み出していること。

→お客様にどのような価値を生み出していくのか。

2.事業の実現可能性

商品・サービスのコンセプト及びその具体化までの手法やプロセスが

より明確となっていること。

事業実施に必要な人員の確保に目途が立っていること。

販売先等の事業パートナーが明確になっていること。

→どこまで本気で事業プランを考えているか。具体的に何をするかが

明確になっているか。どれくらいの人員が必要なのか等。


3.事業の収益性

ターゲットとする顧客や市場が明確で、商品、サービス、又はそれらの

提供方法に対するニーズを的確に捉えており、事業全体の収益性の見通し

について、より妥当性と信頼性があること。

→漠然とした顧客をターゲットにするのではなく、ターゲットがより明確で

収支見通しもしっかりとしていること(その根拠が明確であること)。

4.事業の継続性

予定していた販売先が確保できないなど計画どおり進まない場合も事業が

継続されるよう対応が考えられていること。

事業実施内容と実施スケジュールが明確になっていること。

また、売上・利益計画が妥当性・信頼性があること。

→国のお金を使うわけなので、事業がうまくいかず、「1年もたたずに

 終わっちゃった」ということがないように事業スケジュールが明確であること。
 
 補助金が出なくても実施するという事業であること。


などなどです。

事業を実施するには欠かせない事業計画。

それに補助金が活用できるなら利用するのも一つの方法ですね。


提出期限は平成26年6月30日(月)までですので、お早めに

ご検討くださいませ。

ご不明な点ございましたら、何なりとご相談ください。

このメルマガに返信いただければ結構です。


【編集後記】
外で食べる食事っていつもと違う雰囲気でおいしいですよね。
これからは山に海に、庭にBBQ日和です(笑)

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北出慎吾
専門家

北出慎吾(社会保険労務士)

北出経営労務事務所

顧問契約(労働・社会保険の書類作成、手続き代行)や給与計算業務だけではなく、会社を発展させ、リスクから守る就業規則の作成、人事評価制度の構築や社員研修などを得意としている。返済不要の助成金提案も好評。

北出慎吾プロは福井テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

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