「自分で割れた座面を直したのですが、ズレ(目地)が出たんです・・・!」
「大学時代から使っている引き出しの取手が割れたんです。」
と、お得意様の新居浜市・K様が引き出し3杯をご持参してくれました。
修理作業前/取手が割れた引き出しをお預かりしました。
この引き出しの取手は、ダイキャスト(鋳物)のため、永年使っていますと、どうしても割れてしまいます。
K様は、60歳代ですので、この引き出しは、もう40年以上お使いですので、割れてしまっても仕方がないです。
取手や蝶番など家具金物が割れてしまう原因は、取手のネジ締めが緩んだままで使い続けていることが多いです。
修理作業中/新しい取手を探しました。
TOKI家具館メンテナンスは、本年で法人化49年目のため、永年使っていた家具金物類を少しずつ在庫しています。
K様からお預かりした引き出しの取手は幸運にも、当店が在庫していた家具金物の中にまったく同じものがありました。
これは珍しいことで、たいがいの場合は、引き出し全ての取手をできるだけ似た取手と交換することが多いんです。
割れた取手(手前)を取り外して、新しい取手(奥)と並べました。
修理完成後/新しい取手を取り付けできました。
新しい取手を取り付けすることができました。
新しい取手を取り付けしますと、機能的にも便利になりますし見た目もきれいになりました。
K様、ご依頼いただきありがとうございました。