「あけましておめでとうございます。今年の目標を聞いてください。」

あけましておめでとうございます。
令和3年、TOKI家具館メンテナンスは、明日1月4日（月）より通常営業をいたします。
今年の目標を、有言実行するために年頭のコラムを書かせていただきました。
どうかご指導いただけますようお願いします。

TOKI家具館メンテナンスは、 “家具の想談館” です。

当店は、昨年3月11日に、初めての商標登録 “家具の想談館” を、特許庁より取得することができました。（出願から取得まで、1年3ヶ月も要しました）

コロナ渦のなか、ネット販売やオンラインサービスの利用がますます増えています。
これは、私のような実店舗経営者にとって脅威であり、実店舗の存在理由が問われる最後のチャンスだと私は捉えています。

また、実店舗での買い物は、マスク着用や消毒液による手の消毒、ソーシャルディスタンスの確保などわずらわしさがつきものです。大げさに言えば、三密になりやすい実店舗での買い物は、命がけともいえると思います。

しかも、家具は “不要不急” の商品にも当てはまりやすいです。
そんな環境の中、当店のような小規模事業者のお店にご来店されるお客様へ、
“どこのお店でも買えるもの” や “スマホで最安値を確認できるもの” ばかりを、お客様にご紹介するのは、ある意味失礼だとも思うのです。
「ピンチはチャンス」と、私が決心したことは・・・

①買い物には、二通りの買い物があると思います。

　A／必要なものが決まっていて、相談が不要な買い物！
　B／必要のものが漠然としていて、専門家との相談が必要な買い物！
TOKI家具館メンテナンスは、Bの専門家との相談が必要な買い物に、精一杯心を込めたいと、“相談” の “相” の字に “心” を加えて “想談” としました。
「家具で困った。」という方がおられましたら、お気軽にお問い合わせください。お待ちしています。
お店の電話：0897－43－6371
土岐泰弘の携帯：090－8695－3232
ホームページ：https://tokikaguten.com

②選択と集中（引き算の経営）

TOKI家具館メンテナンスは、家族中心で営んでいる小規模事業者です。
大型店様やネット販売店様のように、豊富な展示在庫や最低価格の保障などを追及できるはずがありません。
この分野の仕事は、いさぎよく撤退、縮小します。（引き算します）
その反面、木工技術を生かした家具修理・リノベーション家具製作・特注家具製作など、専門性が必要な仕事にこれまで以上に注力してゆきます。

特に令和3年は、「リノベーション家具のある暮らし」と題し、
ショールーム2階一部を造作して、実際に作ったリノベーション家具を展示して見ていただくステージを、アクリル板やウィルス対策用の空気清浄機などできる限りのコロナ渦対策と共に作ります。

例えば、下の写真で紹介しているような、新居浜市・A様よりご依頼いただいた座卓を高座卓にリノベーションさせていただいたような事例も、実際に「リノベーション家具がある暮らし」のステージで見ていただくとことができるようになります。

リノベーション家具製作前/約40年使われた座卓です。

新居浜市・A様より、家のリフォームと同時進行で、座卓のリノベーションのご依頼をいただきました。
これは、約40年使われたケヤキ突板の座卓です。
永年の使用で、天板には多くのキズやシミがありました・・・。

リノベーション家具製作後/高座卓にリノベーションしました。

家のリフォーム完成後、リノベーションした高座卓と共に、畳擦り板付きの椅子をお届けしました。この椅子は、飛騨高山のシラカワ様のロートレックチェア（畳擦り板付き）です。

このような事例を、これまでは、スマートフォンかパソコンで、事例紹介を見て打ち合わせのもと、ご依頼をお受けしてましたが、
「リノベーション家具のある暮らし」のステージができたのちは、実際に完成した事例を見ていただき打ち合わせが可能となります。

マスク着用や消毒液による手の消毒、ソーシャルディスタンスの確保などわずらわしさがつきものの実店舗での買い物ですので、「TOKI家具館メンテナンスに来て、本当によかった・・・。」と笑顔を見せていただけるようなステージづくりが目標です。

③コロナ渦対応：リモートでの打ち合わせ方法の充実

昨年末12月30日のコラム（松山市・K様）のように、
https://mbp-japan.com/ehime/tokikaguten/column/5074082/
打ち合わせやお見積り・サンプルの提示などをできる限りリモート（オンライン）を利用し、できる限り接触を少なくする。

以上三点を目標として、令和3年をがんばらせていただきます。どうかご指導いただけますようお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。土岐泰弘