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川口誠
時計職人
川口誠プロは愛媛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です
川口誠(時計職人)
時計工房 勇進堂
機械時計の分解掃除ってどれくらいの間隔で行えばいいのでしょう。この答えについてはメーカーや技術者によって1~2年の開きがあります。一般的に言われているのは「3年から5年に1回」の間隔が理想です。定期的な分解掃除を行わないと、機械にさしている油が蒸発してしまったり、パーツの接触...
オーバーホールとは、時計の内装部品と、全ての部品を分解・洗浄・注油し、組みなおしする作業の事をいいます。オーバーホールは最近の言い方で、昔は「油拭き」と、言っていました。ゼンマイ式の掛け時計が主だった頃の話です。勇進堂でもゼンマイ式(ボンボン時計)の修理いたします...
機械式時計(ゼンマイ式)は、多くの歯車がかみあって、それぞれが回転して動かしています。これらの部品は金属製のため、回転を続けていくうちに、磨耗してしまったり、スムーズな回転が出来なくなってしまいます。そのため、部品を洗浄した後に油をさして、スムーズな回転を起こして再生して...
この機械式時計の汚れ・油切れが起こり始めるのがだいたい3~5年です。(ご使用状況により異なります)磨耗が起こってからでは、オーバーホールだけでは正常に動作することが出来ず、部品交換が必要になってしまいます。逆に、定期的にオーバーホールをしていただければ、磨耗を防ぐことができ...
内装修理の場合でもオーバーホールがほとんど必要になってきます。 例えば、ゼンマイ切れの場合では、ゼンマイを交換すれば、動作することが出来ますが、やはりオーバーホールが必要になります。これは、内部の部品を交換する際にも、部品を一つ一つ分解し、交換をしますが、多くの部品か...
1.時間の誤差(ズレ)が大きくなった(遅れ・進み)時間を刻むための歯車類に油汚れ・油切れ等があると、スムーズな回転が出来ず、誤差(ズレ)が大きくなります。(目安として、10秒の遅れ~15秒ほどの進み以上の場合は、汚れ・油切れの可能性があります。)2.持続時間が短くなった(機械式時...
しっかりした技術をもったところで正常に修理された時計は、製造終了によりパーツの供給が出来なくなるまで直すことができます。メーカーのパーツ保管は、パーツを変質させないために、また欲しいパーツがすぐ取り出せるようにしておける管理業務のために、多くのコストと労力がかかりますこの...
時計の修理でいつもお問い合わせいただく質問に簡単にお答えしてみたいと思います。ベルトのネジ、ピンがはずれて紛失してしまいました。同じネジやピンが入手できれば交換いたします。入手できない場合でも、形が合うものを探して交換致します。本体とベルトを繋げるバネ棒...
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