今すぐ現金が必要でないなら金を売るのは先送りに

池田正一

池田正一

テーマ:時事ネタ

さて今日は「今すぐ現金が必要でないなら金を売るのは先送りに」というお題です。

8月2日のコラムにこのように書きました。


「次に、金などの貴金属を売るタイミングですが、筆者としては以下のような分類で検討されると良いのではないかと思います。

・短期・・・1ヶ月以内
・中期・・・数ヶ月から1年未満
・長期・・・1年以上3年未満
・超長期・・・3年以上


今回のコラムは「中期・・・数ヶ月から1年未満」の方へ向けて書こうと思います。

「当店での」金買取価格が高騰を続けています。
まずは前日比をご覧ください。


金買取価格
2024.10.10 前日比+10円(¥13,520-)
2024.10.11 前日比+100円(¥13,620-)
2024.10.15 前日比+170円(¥13,790-)
2024.10.16 前日比+20円(¥13,810-)
2024.10.17 前日比+110円(¥13,920-)
2024.10.18 前日比+140円(¥14,060-)
2024.10.19 前日比±0円(¥14,060-)
2024.10.21 前日比+90円(¥14,150-)
2024.10.22 前日比+130円(¥14,280-)


このように、10月10日から22日まで連続して上がってきています(19日は土曜日)。
筆者は、これまで質屋を営んできましたが「異常な値動きだな」と感じています。

これまで通りの予想なら「選挙期間中はマーケットは横ばい」むしろ「株価は上昇基調」というような事を言っていたと思います。
しかし、円安・株価乱高下・金高騰といった「非常に荒いマーケット」となっています。

上記に挙げた「当店での」金買取価格が高騰は、円安が大きく作用していると思いますが「それにしても高騰し過ぎ」でしょう。


つまり「何か表に出てきていない不安要素があるのではないか」という「疑い」を感じています。


金などの貴金属を売るタイミングですが、短期的に現金が必要な方はすぐに貴金属を処分しても良いと思います。
現在の「当店での」金買取価格は、高値更新し続けていますので「金を売っても何の問題もない」と思います。

逆に、長期や超長期で金を売ることをお考えの方は、今はまだ何も考えずに金を持ち続けていれば良いと思います。
毎日、金買取価格を「当店の」ホームページでチェックしながら「喜んで」いれば問題ないでしょう。

問題は、中期で金を売ることをお考えの方だと思います。
一番良いタイミングで金を売りたいとお考えだと思いますが、非常に難しい状況だと思います。

もし仮に、今月末マーケットが崩壊した場合「金買取価格は一旦下がる」と思われます。
しかし、これまで通りの法則が崩れる程の大きな「マーケット大崩壊」が起きた場合、金買取価格は「暴騰」するかもしれません。

筆者としましては、このコラムをお読みの方へこのようにお伝えしたいと思います。


「貴金属の処分を中期でお考えの方は、待てるだけ待ちましょう」


筆者は、この結論を出すのにここ数日悩みに悩みました。
もし仮に、今月末に金買取価格が大きく下がった場合は、読者の方から「恨まれる」ことになりかねません。
なりかねませんが、金買取価格が「暴騰」する可能性を捨て切れません。



このコラムが貴金属の処分をお考えの方に届くことを願って止みません。




それではまた次のコラムでお会いしましょう。







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有限会社池田質舗

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