デフォルト回避と金価格
今日は「金買取価格高値更新と今後」というお題です。
これまで、2020年4月24日の買取価格「¥6,380-/g」が最高価格だったのですが、更新されました。
2020.5.18 金買取価格
純金 インゴット
¥6,470-
4月14日のコラムに、
”筆者としましては、新型コロナウイルスの状況を見ながら「金価格が上昇に転じるのはまだ先の話」だと予想していたのですが、このように高値更新となりますと今後の展開が全く読めなくなってきます。”
と書きました。
ここの所、なぜ展開が読めなくなっているのかな…と考えてたのですが、ふと気がつくとこのような事になっています。
2020年5月18日
日経平均 終値 20,133円
いつの間にか日経平均株価2万円に回復しているんですね。
なぜこのような事になるのでしょうか。
新聞やニュースの見出しはこのようになっています。
・政府、景気判断11年ぶり「悪化」 リーマン・ショック以来
・企業物価指数 リーマンショック後以来の大幅下落
・GDP2期連続減 1〜3月 年マイナス3.4% 戦後最悪になる恐れ
株価が回復するような要素はひとつも無いハズですが何故でしょうか。
今のこの状況は「実体経済とマーケットが乖離している」状況だと思われます。
このコラムをずっとお読みの方はお気づきだと思いますが、筆者は「マーケットが正しい」という信条を持ってコラムを書いています。これは、これまでのコラムにずっと共通する考え方です。
しかし、今回の日経平均株価は「マーケットが間違っている」のではないかと思わざるを得ません。
もしかすると、この辺りが金高騰の理由なのかもしれません。
今後、正常にマーケットへ経済状況が現れるようにならない限り、金価格高騰が続くのではないでしょうか。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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