毛皮の倫理
今日は「非常事態と緊急事態」というお題です。
現在(3月16日)以下の国々で非常事態宣言や緊急事態宣言が出されています。
・イタリア
・パレスチナ暫定自治政府
・フィリピン
・ハンガリー
・チェコ
・スロバキア
・モルディブ
・スペイン
・アメリカ
・ブルガリア
・リビア
・カザフスタン(暫定政府)
・レバノン
・セルビア
・南アフリカ
前回のコラムに
”もはや経済危機は「起きてしまった」と言っても良いでしょう。”
と書きましたが、恐らく正しいと思います。
このコラムでは、
”経済危機が起きると「一旦、金価格が値下がり」します。”
と書いてきましたが、上記のような国々の非常事態宣言や緊急事態宣言を受けて金買取価格はこのように推移しました。
2020.3.12 金買取価格・プラチナ買取価格
純金 インゴット
¥5,920-
前日比-50円
2020.3.13 金買取価格
純金 インゴット
¥5,720-
前日比-200円
2020.3.16 金買取価格
純金 インゴット
¥5,690-
前日比-30円
3月12日のコラムに、
“傾向が変わりそうです”
というお題のコラムを書きましたが、金価格は下落局面に入っていると思います。
もし、この金価格下落に拍車がかかるとしたら「日本が非常事態宣言や緊急事態宣言行う時」だと思います。
安倍首相による3月14日の会見では「現時点では緊急事態を宣言する状況ではない」ということでした。
この理由は「人口1万人当たりの日本の感染者数は0.06人で、韓国や中国、イタリアなどと比べて抑えられている」というのが主な理由でした。
つまり、この「人口1万人当たりの感染者数」が「緊急事態を宣言するか否か」にかかってきます。
以下、主要な新型コロナウイルス流行国の人口1万人当たりの感染者数を挙げてみますと、
・イタリア 4.1人
・イラン 1.7人
・韓国 1.6人
・スペイン 1.6人
*感染者数3月16日発表
イタリア2万4747人、イラン1万3938人、韓国8162人、スペイン7753人
このようになっています。
これらの国々を参考にしますと「人口1万人当たりの感染者数」が「1.6人を超える」と「緊急事態を宣言する可能性」が高まってくると考えられます。
では、日本国内で「人口1万人当たりの感染者数」が「1.6人を超える」感染者数は…
・20,000人
という数字が出てきます。
となると「いつ感染者数が20,000人」に達するかが気になりますね。
このコラムでは感染者数が「3月末に約1,800人」という予測を立てています。
この予測を現在少し上回っているようですが、当初の予測「3月末に約1,800人」で計算しますと、日本国内の感染者数が20,000人に達するのは…
・5月5日頃
ではないかと思われます。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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