忘れることから始めましょう
日本郵政グループ3社長辞任という報道が流れましたね。
ひとまず責任の所在が明確になって良かったのではないでしょうか。
2020年、日本郵政グループは大きな業務改善を行う必要がありそうです。
さて今日は「金買取価格最高値更新」というお題です。
これまで、2019年11月5日の「¥5,620-/g」という買取価格が最高値だったのですが、この買取価格を更新しました。
まずは、こちらをご覧ください。
2019.12.25 金買取価格
純金 インゴット
¥5,630-
前日比+50円
なぜ今このような状況の中で金価格が高騰するのか、ちょっと理解し難い所があります。
現在、
・米中貿易戦争が第一段階合意
・ブレグジットようやく実現へ
というように、リスク「減」の状況だと思います。
ですので「金価格下落圧力」を受けているという状況なのですが、逆に、金高騰となりました。
強いて言えば、トランプ大統領の弾劾という話が出ていますが、アメリカ議会上院での可決は「無い」と見て良いので、なぜ金価格が高騰するのか不明です。
では、状況から判断するのではなく、金価格側から判断しますとこのような「深読み」になると思います。
現在、
・米中貿易戦争は長期化へと進む
・ブレグジット予測不可能
ではないかと思います。
金価格が上がるということは、リスクが「増」となっている「ハズ」です。
つまり、米中貿易戦争はこのまま長期化していき、第一段階の合意さえ撤回されかねない、ということでしょう。
また、イギリス与党が過半数を獲得したものの、やはりEUとの協議がうまく進まず「EU離脱後の移行期間」を延長・再延長というような流れになるかもしれない、ということでしょう。
少なくとも、マーケットは上記のように見ていると思います。
今年も残りわずかとなってきていますので、ここからさらに金価格が高騰するとは思えませんが、むしろ、年明けの金価格の動きが全く読めなくなりました。
もしかすると、年末に何か大きな情報が出てくるのかもしれません。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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